「BreakingDown」選手がくも膜下出血騒動 溝口勇児COO「批判は全部受ける」「責任はすべておれにある」

   実業家で格闘技イベント「BreakingDown」COOの溝口勇児氏が2025年12月16日にXで、同イベントの前日公開計量で、出場予定だった選手が突然、対戦相手の選手から不意打ちでビンタをされ、くも膜下出血になったトラブルについて言及した。

  • 溝口勇児氏のインスタグラム(@mizoguchiyuji)より
    溝口勇児氏のインスタグラム(@mizoguchiyuji)より
  • 溝口勇児氏のX(@mizoguchi_yuji)より
    溝口勇児氏のX(@mizoguchi_yuji)より
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「おれたちは最初から全部背負ってる」

   問題となっているのは、13日に行われた「BreakingDown」の前日公開計量。第5試合に出場予定だった竜選手が、対戦相手の江口響選手から突然ビンタされ、後ろに倒れる形で失神。その後、くも膜下出血になっていたことが判明した。

   この騒動について、実業家の谷本吉紹氏がXで溝口氏を指名しつつ「命を扱う以上、『エンタメだから』は免罪符にならない」などと指摘すると、溝口氏はこれに反応し、「こっちがどれだけ修羅場をくぐって、どれだけ危機対応してきたと思ってんだ」などと反論した。

   また、「おれは今回、おれのせいで朝倉未来やチームメンバーが叩かれてるのがつらい」と明かし、「だって今回の問題は、運営の問題。朝倉未来でもなく、運営の責任はすべておれにある。それがおれが朝倉未来CEOや経営メンバーと交わした約束。だからこれはおれの問題だし、これからやれることは必ずおれがやる」と宣言した。

   さらに溝口氏は「それでも万が一が起きたらどうするか。その責任も含めて、おれたちは最初から全部背負ってる」とつづった。

「相応の覚悟を持って彼らの人生に向き合っている」

   また、溝口氏は現在安全対策について話し合いを進めていると明かし、「批判は全部受ける。そこから逃げる気はない」と宣言。さらに「運営の責任はすべておれにある。損害も、賠償も、責任も、おれの首が必要な時が来たら必ず差し出す」と繰り返した。

   「BreakingDown」については、当初、溝口氏にとっては「いくつもあるプロジェクトの一つだった」と明かしつつ、「それでも、おれはこの興行を今は軽く扱っていない」と思い入れが強くなっているという。

   選手の覚悟とリスクを見てきた結果、「相応の覚悟を持って彼らの人生に向き合っている」と明かし、最後には「応援してくれる視聴者やファンの皆様、しばらくは竜やその家族と必ず向き合います。もちろんBreakingDownとも向き合います。江口とも話します。なので、ご意見があればおれにすべて向けてください」と呼びかけていた。

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