韓国スポーツメディア「OSEN」(ウェブ版)は2025年12月17日、今オフ大リーグに挑戦する韓国出身ソン・ソンムン内野手(29)の特集記事を組み、米メディアによるソンの来季成績予想に落胆した。「米データサイトはなぜそんな予測をしたのだろうか...」「OSEN」が注目したのは、米データサイト「ファングラフス」が予想した、ソンが大リーグに移籍した際の来季成績だ。韓国プロ野球(KBO)での実績を踏まえて出した成績は、36試合に出場して打率.251、3本塁打、16打点。出塁率と長打率を合わせたOPSは.679だった。KBOリーグのキウム・ヒーローズに所属するソンは、チーム公式サイトによると、身長182センチ、体重85キロの右投げ左打ちの内野手だ。昨シーズンは142試合に出場し、打率.340、19本塁打、104打点、21盗塁、OPS.927。今シーズンは、144試合に出場し、打率.315、26本塁打、90打点、OPS.917を記録した。ソンの来季予想を受け、「OSEN」は「ソン・ソンムンが大リーグに移籍したらたったの36試合しか出場できない?米データサイトはなぜそんな予測をしたのだろうか...」とのタイトルで記事を展開した。「予想はソンが望むレベルの契約を獲得できる数値ではない」記事では「予想はソン・ソンムンが望むレベルの契約を獲得できるほどの数値ではない」と指摘し、予想成績の「根拠」について分析した。「ファングラフスが来季出場試合数を36試合と予測した理由は、他の成績予測プログラムに比べて保守的に選手の成績を予測するためだ。ソン・ソンムンが、2年間で傑出した成績を収めたものの、通算成績が良くないため、保守的に予測したとみられる。また、KBOリーグ出身の野手の中で、大リーグで傑出した打撃成績を残した選手が多くない点も、ソン・ソンムンの成績予測に影響したようだ」今シーズン、韓国出身のキム・ヘソン内野手(ドジャース、26)、イ・ジョンフ外野手(ジャイアンツ、27)、キム・ハソン内野手(ブレーブス、30)らが大リーグでプレーした。いずれもKBO時代の成績を下回った。ポスティングシステムを利用して大リーグに挑戦するソン・ソンムン。記事によると、大リーグ球団の交渉リミットは、12月22日午前7時だという。
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