自民、維新、国民3党で駆け引き激化 橋下徹氏「コメンテーターとして面白くなってきた」

   「コメンテーターとして面白くなってきた」――元大阪府知事・橋下徹氏(弁護士)は悪戯っぽく笑った。何が面白くなるのか。連立政権の存続を巡って、自民党の高市早苗首相、日本維新の会の吉村洋文代表、国民民主党の玉木雄一郎代表の駆け引きが激しくなるというのだ。

  • コメンテーターの役割とは(写真はイメージ)
    コメンテーターの役割とは(写真はイメージ)
  • 橋下徹氏(2015年撮影)。最近の情勢は「コメンテーターとして面白くなってきた」そうだ
    橋下徹氏(2015年撮影)。最近の情勢は「コメンテーターとして面白くなってきた」そうだ
  • コメンテーターの役割とは(写真はイメージ)
  • 橋下徹氏(2015年撮影)。最近の情勢は「コメンテーターとして面白くなってきた」そうだ

「自民党内に維新を嫌いな人がどんどん増えている」

   2025年12月19日放送の「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ・日本テレビ系)に出演した橋下氏は、高市首相と玉木代表が「年収の壁」を178万円まで引き上げることに同意したことで、自民党と維新の会の距離が微妙になったとみる。

   「高市さんと吉村さんは個人的な信頼関係、すごくあるんでしょうけども、自民党はとにかく今、維新のこと嫌いな人がどんどん増えてますから、もう、あんな面倒くさい維新とやるぐらいだったら、まずは国民民主とも握って、これで維新の力というものが、だいぶ、政党としての力は、自民党に対しては落ちてきますよね。高市さんと吉村さんの信頼関係はあるにしても、これから自民党と維新の関係が、まあコメンテーターとしては、面白くなってきますよね」というわけなのだ。

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