M-1王者、母校名痛恨のミス それでも寛大な学長コメントに感激「あったか大学!!!」

「今日から本学は『京都で・すごい・大学(KSD)』を自称いたします」

   京都産業大学は22日、「【祝・M-1制覇】たくろう 赤木裕さん(本学卒業生)へ」として、学長の在間敬子氏によるコメントを発表した。

「M-1グランプリ2025優勝、誠におめでとうございます!」と祝福した上で、「決勝の舞台で『KSD』の名が呼ばれた瞬間、学生、OB、教職員一同、一瞬だけ耳を疑いましたが(笑)、それ以上に大きな笑いと感動をいただきました」

   京都産業大学の英称は正しくは「KSU(Kyoto Sangyo University)」であり、「Daigaku」とした「KSD」は誤りだという。

   しかし、「本来、本学は『KSU』ですが、今日から本学は『京都で・すごい・大学(KSD)』を自称いたします」と寛大なアピールも。

   「最高の『むすび』をありがとうございました。これからの更なる飛躍を期待しています!」とし、「京都産業大学(KSU、時々KSD)」と、ユーモアたっぷりの署名を添えた。カバー画像は、「U」を「D」に差し替えた大学のロゴになっていた。

   赤木さんは23日、大学によるコメントを引用し、「KSUなのにKSDと言ってしまってすみません!!」と謝罪。

   「ほんとに京都産業大学のおかげで優勝できました!! ありがとうございました!! あったか大学!!!」と感謝をつづった。

   赤木さんの投稿には、「柔軟性のある心優しい学長がいる大学だ 」「めっちゃほっこり センスある学長 優勝おめでとうござます 」「ここで正解のKSUやったら一瞬考える間『あ、大学やからUか』てなるからDってのが一瞬で笑えて最高でした! 正論とかそんなんいらん空間のただ、ただ泣きながら笑えて今年の嫌なこと吹っ飛んだ瞬間でした 」といった声が寄せられている。

1 2
姉妹サイト