「大阪府警なのに東京弁ですね」ニセ警官からの特殊詐欺電話が変だぞ 電話の向こう側でコソコソ相談の末に

   「自分は絶対にひっかからない」と思っているのにいつの間にか詐欺にあっている。2025年12月24日の情報番組「ひるおび」(TBS系)は過去最悪の被害額を記録している特殊詐欺事件を特集、年末にかけて急増するおそれもあり注意を呼びかけた。

  • 年末にかけて増える特殊詐欺に要注意(画像はイメージ)
    年末にかけて増える特殊詐欺に要注意(画像はイメージ)
  • 高橋みなみさん(2016年撮影)
    高橋みなみさん(2016年撮影)
  • 年末にかけて増える特殊詐欺に要注意(画像はイメージ)
  • 高橋みなみさん(2016年撮影)

特殊詐欺被害の認知件数は前年の4割増

   10月末までの特殊詐欺被害の認知件数が2万2657件で前年同期比約4割も増えているという。被害額が1096.7億円と過去最悪の数字に達している。この数字が10月時点ということから年末にかけてさらに拡大する可能性もあり、特殊詐欺の手口などを紹介して視聴者の注意を喚起した。

   コメンテーターで元NHK記者の鎌田靖さんが、ニセ警官による詐欺電話を受けた体験を話した。

   鎌田さんによると8月に「電話料金の問い合わせ」というメールが送られてきた。メールに記載されている番号に電話をかけてみると、電話会社を名乗る男が「携帯電話料金の請求額が数十万円になってます。詐欺にあっているようなので警察に届けてください」。

   鎌田さんは「最寄りの警察に行きます」と答えると、男が「連携している警察の窓口があるからそこに電話してほしい」と番号を伝えた。指示された番号にかけると「大阪府警捜査2課です」との応答が。

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