「間を繋げる人がいない。コメントが薄っぺらい」の声
特に、ネット上で注目されたのが、K-POPガールズグループ「aespa(エスパ)」とのやり取りだ。
グループについては、メンバーの1人が原爆のキノコ雲を連想させるランプを購入したとSNS投稿したことが炎上を招き、紅白出場反対のネット署名もあったほどだ。このメンバーは、インフルエンザを理由に出場しなかったが、グループが出番となっても、初出場にもかかわらず、司会による曲紹介などもないまま、いきなりステージが始まった。
曲の前後に、鈴木アナが「aespaの皆さん、ありがとうございました!」と声をかけたが、有吉さんらは沈黙したままだった。
こうした展開ぶりに、ネット上では、苦言が相次いだ。「今年の紅白は、まれにみる司会の間が悪い」「有吉の良さが潰されてる」「間を繋げる人がいない。コメントが薄っぺらい」などと書き込まれている。番組スタッフが、カメラの前を通る姿も目立ち、ハラハラしたとの声も多かった。
かつての名司会者らにも脚光が当たり、「間をうまく繋いでたウッチャンとか生放送音楽番組慣れしてる櫻井翔とか堂々としてる橋本環奈とかまじ凄かったんだな」などの声も上がった。
「雷波少年」などの演出で知られる元日本テレビプロデューサーの土屋敏男さんは、司会がギクシャクした背景には、「あくまで推測だが」と繰り返し前置きした上で、局の内部事情があるのではないかとXで指摘した。
「あの奇跡を起こし続けた紅白歌合戦の美術さんのキーマンが定年か何かでいなくなってしまったのではないか?」とし、予定時間に次の曲がセットされずに混乱が起きた可能性があるとみた。「技術はきちんと継承すべきと言う警鐘なのかも」と土屋さんは言い、何度もカメラ前を横切る人影があったことにも触れ、「これも制作技術の低下を感じる」と断じた。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)