2026年1月3日放送の特別情報番組「テレ東は知の駅伝」(テレ東)でテレビにはほとんど登場しない作家で元外交官の佐藤優さんが出演、今年の国内外情勢を大胆予測した。MCの池上彰さんとは共著もあり、佐藤さんの母校(埼玉県立浦和高校)に佐藤さんの呼びかけで池上さんが講演に出向くなどお互いの信頼関係で実現したインタビューだ。
「盧溝橋事件」のような事件が起きる恐れがある
佐藤さんは長年の外交官生活から得た経験や、膨大な資料を読み解く分析力を駆使して国内外の情勢を解読する著作も多数出版している。この日の放送でも池上さんのインタビューに答えて、高市政権の今後やアメリカとの向き合い方などを独自の分析で話した。
高市首相の台湾有事発言で冷え切っている日中関係の今後を予測した。権力が集中している習近平体制に対し「怖いのは今、日本は南西諸島にシフトしており、与那国島なんて要塞化している。(その中で)一定のタイミングで突然、日中の間で銃撃戦が起きるんです、偶発的に。盧溝橋事件(のような)が起きるんです」と予想する。「お互いに『相手が撃った』と言うわけですね。それぞれ高市総理、習近平(国家主席)に『相手が撃った』と(情報を)あげると『ふざけるな』ということで戦争直前になっちゃう(恐れがある)」と話した。
意思疎通の中国側の相手を間違えてはいけない
池上さんが深刻な表情になる。佐藤さんは「岸田政権、石破政権はすごくそこのところを意識していて、お互いの立場があるから、今の軍備増強は止められない。じゃあ偶発的事態の時に戦争にならないようにするという信頼醸成メカニズム(が必要だが)、具体的には(日本側は)首相官邸、(しかし、相手の中国側)は政府機関じゃ(意思疎通は)無理で、党が政府を指導するという体制の国なので国家主席室じゃダメなんです。共産党中央弁公庁(最高指導部を支える事務局)という党の方の秘書室じゃないとダメなんです。(これまでの政権で)そことのルートづくりを始めていましたが、高市政権で維持されるのか。私の承知している範囲ではその交渉は止まっちゃっているから」と話した。佐藤氏はそこが危ないというのだ。
佐藤さんは偶発的衝突について、「何か起きた時にお互いの正式のルートで上にあがっていく前のところで、高市さんと習近平さんとの間で『今回偶発的な衝突が起きたようだけどこれを拡大しない』ということで合意しておく必要がある」と強調した。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)
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