第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で記録ずくめの優勝を果たした青山学院大学。2026年1月5日放送の情報番組「ひるおび」(TBS系)に原晋監督と、優勝の立役者となった4年で主将の黒田朝日さんが出演、大逆転優勝の舞台裏を振り返った。原監督「絶対的な自信、最後に大逆転があると」原さんはこの番組のコメンテーターでもあり、スタジオに入るなり「こっち(コメンテーター)の方が本業でございますから」と笑いを取る。MCの恵俊彰さんは「実はここだけの話、12月にレギュラーで最後に原監督が出た時、私に『今年はいけます』と僕にぽろっと漏らしたんですよ。3大駅伝の出雲(7位)や全日本(3位)を見ても青学の成績がそこまでいっていなかったので、大丈夫かなと思って見ていたんですが」と話す。原さんは「絶対的な自信を持っていた。シン・山の神(黒田選手)が非常によかったので最後に大逆転があるなと思っていた」と話した。青学は1区で16位と出遅れたものの、2区で11位、3区で8位、4区で5位と徐々に追い上げ、5区で黒田さんが驚異的な走りを見せ、4人を抜いて区間新記録で優勝した。原さんはこの展開についても、「今年は接戦になると予想していた。特に山の上り下り、山決戦になるだろうと。前半に遅れても(5区と6区の)2区間で回復できるだろうと踏んでいた」と話し、エース級の2人を投入した理由を明かした。「マラソン日本記録を抜きたい」黒田さん自身は「往路優勝は正直厳しいんじゃないかと思っていたが、2位まではいけると思っていた。僕自身がどちらかといえば山上りが得意な方なので不安はなかった」と振り返った。原マジックと呼ばれる5区への黒田さん投入が見事に当たったと言える。黒田さんは青学陸上競技部について「4年間で箱根(駅伝)を走って活躍できる力をつけるメソッドが確立している」と話し、原さんの指導に感謝していた。今後の目標について、原さんは「国内メジャー駅伝にすべて勝つ」と宣言。黒田さんはGMOインターネットグループへの就職が決まっており、そこで世界をみすえながら「マラソン日本記録(大迫傑選手の2時間4分55秒)を抜きたい」と抱負を語った。原マジックというより原ワールドだろう。(ジャーナリスト佐藤太郎)
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