高市首相は2026年1月5日、年頭会見を開き、「国民に物価高対策、経済対策の効果を実感いただくことが大切。目の前の課題に懸命に取り組んでいる」と語り、社会保障制度改革をはじめ国内外の課題に積極的に取り組んでいくことを表明した。同日放送の情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(フジテレビ系)で、高市政権に対してコメンテーターの橋下徹さんがさっそく提言を行った。
「安倍さんは、国民の嫌がることも推し進めた」
番組は23日から通常国会が開会されるのに先立ち、高市政権の高支持率をとりあげた。FNN世論調査(2025年12月20、21日調査)では「支持する」が75.9%。コメンテーターのハイヒール・リンゴさんが「支持率の高さばかり見ていると(支持率が)下がるような政策をやりづらくなるのではないか」と話す。
橋下さんは「権力を持つ者にとって支持率がすべてなんですよ。政治家には二つのタイプがあって、支持率だけの維持を目指す政治家と、(高い)支持率を使ってリンゴさんが言うように国民の嫌がるようなことを押し進めていく政治家がある。安倍(晋三元首相)さんは後者のタイプだった。支持率があがっている時に、賛否はあるが安全保障法制や特定秘密保護法を成立させた」と話した。
新規参入を阻むようなルールがたくさん
ハイヒール・リンゴさんが「支持率、支持率と言っていると、結局私たちが嫌がることを先延ばししていくことになるわけですね」と橋下さんに聞いた。橋下さんは「だから、高市さんには高い支持率は政治の武器と思って活用して、国民が嫌がるようなことも押し進めてもらいたい」とエールをおくった。
最後に橋下さんはフリップに「ごまかさずに正直に!!」と書いて、「高市政権に足りないのは規制改革。新規参入を阻むようなルールが日本にはたくさんある。ライドシェアすらできない、ドローンの実験もできない。支持率が高いうちに日本が待ったなしの状況をどんどん切り開いていってほしい」と提言した。「支持率が下がると誰もついて来なくなる。政治の世界は足のひっぱりあいだから」急げと。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)