サッカーの元日本代表・近藤直也氏(42)が、2026年1月5日に自身のXを更新し、第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で総合優勝を果たした青山学院大学の黒田朝日主将(4年)の「ガッツポーズ」について「軽率だった」との見解を示した。
「相手チームの監督が乗っている車に向けてやったという文脈を考えると」
インターネット上で波紋を広げたのは、5区を担った黒田のパフォーマンスだ。驚異的な追い上げを見せ、先頭の早稲田大学の工藤慎作(3年)を追い抜く直前に、早稲田大学の花田勝彦監督(54)が乗る運営管理車に向かってガッツポーズをとった。
この動画がSNSで拡散されると、インターネット上で賛否の声が上がり、元箱根ランナーからも様々な意見が出た。
このような状況の中、サッカーの元日本代表の近藤氏がXで自身の見解を示した。
Xでは「箱根駅伝で話題になっているシーンについて、元プロサッカー選手そして教育としてのスポーツに関わってきた視点から、一つの見方として書きます」と切り出し、次のように持論を展開した。
「結論から言うとあのガッツポーズ自体は、競技の熱として理解できる部分はある。ただし、相手チームの監督が乗っている車に向けてやったという文脈を考えると、『大学スポーツ』『箱根駅伝』という舞台では、軽率だったと思う」
「箱根駅伝は勝ち方も問われる競技」
近藤氏は、インターネット上で賛否が分かれていることに言及し、「賛成派の気持ちも正直わかる」と理解を示した一方で、「問題は『誰に向けたか』ここが大事。今回の相手は、自チームの監督が乗っている車ではなく、相手大学の監督が乗っている車 つまりこれは、仲が良い間柄だったとしても選手→相手側の指導者選手・大学組織に向けた行為に見えてしまう。ここで一気に見る人によっての印象を大きく変えたのではないか」とした。
近藤氏は、箱根駅伝はプロスポーツではなく、学生スポーツであるゆえ、「勝ち方」や「振る舞い方」も評価されるとした。
そして、最後に「まとめると、感情が出たこと自体は理解できる、ただし、向けた相手と舞台を考えると軽率であること。また、箱根駅伝は勝ち方も問われる競技 本当に強いチームほど、振る舞いが美しい 熱さと品格は両立できる。そこを次の世代にちゃんと示していくのも、大人と指導者の役割だと思う」と総括した。
今大会は、大会3連覇を目指す青山学院大が、往路5区の山登りでエース黒田が、中央大、早稲田大を抜き去り往路優勝。復路は青山学院大が1度もトップを譲らずに、10区・折田壮太(2年)がゴールし、3年連続9度目の総合優勝を遂げた。
【✨第102回 #箱根駅伝『往路』】
— 箱根駅伝番組公式 (@hakone_ntv) January 2, 2026
????ただいま日本テレビ系で生中継????
◆5区
青山学院大学 黒田朝日選手がトップへ!!
区間新ペースで快走中????
これまでの区間記録は
2025年(第101回)青山学院大学 若林宏樹選手の1時間09分11秒です。
記録達成に近づいています????♂️
▼区間記録https://t.co/MIsfANbjbd pic.twitter.com/mWMUJxXOsV