2025年の末から2026年の明けにかけて、iPhone18の話題がにわかに沸騰している。内容にかなりムラのある複数の噂が駆け巡っているからだ。いわゆる「無印」と呼ばれるiPhone18のベースモデルは2026年には発売されないという噂もあれば、それとは真逆に2026年春にiPhone18を投入するという噂も。また、iPhone18の価格はいくらになるのかという予想もあちこちでささやかれている。いったい、どんなものがあるか、ここで整理してみよう。全く異なる内容の噂が次々と25年12月22日、Apple情報メディア9to5Macは、iPhone18はiPhone17eと同時に、2026年春に発売されるという内容を配信した。ベースモデルの廉価版である「eシリーズ」の最新作の登場にくわえ、Appleは早々に次世代モデルを投入するかもしれないというのだ。さらに9to5Macは、中国SNSウェイボーで情報発信を行う有名リーカーのFixedFocusDigital氏の見解を取り上げている。「Appleは元旦過ぎ(筆者注:中国の春節)にiPhone18の量産ラインをテストする。早ければ元旦前に量産を始める」。驚くべきペースの速さだが、実はこの噂はApple製品リーク情報メディアのMacRumorsが新年早々配信した記事により、あっという間に「古い情報」と化してしまった。MacRumorsは「iPhone18無印は2027年春まで発売されない見込み」という内容の情報を発信したのだ。無印とProモデルの発売を分けるメリット2026年春か、2027年春か。まったく異なる見解だが、これらのリーク情報には共通点が見えてくる。「Appleは今後、無印とProモデルを別々に発表する」ということではないだろうか。9to5Macは、無印とPro、ProMaxが別々の時期に発表・発売されることのメリットを述べている。その一つが「新モデルの製造能力が拡大し、需要への対応が容易になる」。もう一つが「年間を通して収益が分散される」である。こうしたメリットを考慮すると、iPhone18以降の無印モデルはProモデルとはまったく別の発売スケジュールが導入されるようだ。iPhone18のA20チップは高額に!?iPhone18の価格も気になるところだ。残念ながら、これに関しては一般消費者が痛い目を見るかもしれない。AppleInsiderが1月2日に配信した記事によると、Appleの次世代チップA20は1個あたり最大280ドルのコストが発生するという。これは前モデル(すなわち、現行最新モデル)のA19よりも約80%も高い数字だという。これはチップのプロセスルールの変更に起因する現象であるという。プロセスルール――つまり集積回路の最小加工寸法が2nm(ナノメートル)に移行するため、その分だけのコストが上乗せされる。日本でのiPhone17の販売価格は12万9800円~だが、iPhone18では14万円に達してしまう可能性がある。もっとも、これらは決して悪いことばかりではない。プロセスルールの変更は、チップの劇的な性能向上を実現させる最大要因である。iPhone18が「まったく新しいiPhone」になっていく可能性も十分に考えられるのだ。(澤田真一)
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