今オフに楽天から海外FA権を行使した則本昂大がメジャー移籍を見送り、国内に残留する決意を固めたことが2026年1月14日にサンケイスポーツで報じられた。はたして今後、どうなるのか。則本には日米の複数球団からオファーが届いていたが、今後は国内の他球団移籍などの去就も注目される。先発で新人から6年連続2ケタ勝利、抑えに転向して最多セーブ則本は先発で新人から6年連続2ケタ勝利をマークし、抑えに転向した24年は32セーブをマークして最多セーブのタイトルを獲得した。昨年は56試合登板で3勝4敗16セーブ10ホールド、防御率3.05。相手球団との相性を考慮した上で起用されるなど抑えで固定されず、ビハインドの場面に登板する機会があった。7年契約が切れたオフに海外FA権を行使した際は、メジャー挑戦を視野に入れていた。実際にオファーが届いたが、米国でプレーを断念することになるだろうか。その理由について、メジャー担当のスポーツ紙記者は思いを張り巡らせる。「想像していたより、米国の球団が提示した契約内容がシビアだったのかもしれません。先発でバリバリ活躍していた時だったら好条件のオファーが届いたかもしれませんが、リリーバーで35歳という年齢を考えると、メジャー市場で価値が高いとは言えない。上沢直之(ソフトバンク)、青柳晃洋(ヤクルト)が米国で通用せずに日本球界にすぐに復帰していますし、今後の野球人生を考えた時に日本の他球団に移籍した方が現役で長くプレーできると判断するのは不思議ではない。家族もいますし、現実的な判断でしょう」元広島の九里は国内残留で好成績だったが24年オフに広島からFA宣言した九里亜蓮(オリックス)も当初はメジャーを目指したが、メジャー市場の動きが鈍かったため、オリックスに移籍。今年は24試合登板で11勝8敗、防御率2.41の好成績を残している。則本が国内の他球団に移籍した場合、どのような活躍を見せるか。移籍先の球団だけでなく、先発、救援の起用法も気になるところだ。(中町顕吾)