プルデンシャル生命に続きジブラルタ生命も 元社員の金銭不正受領を謝罪、被害額約5800万円か

   ジブラルタ生命保険は2026年1月16日、元社員が在職中に、投資運用の名目で15人から約5800万円を不正に受領していたことが判明したとして、「被害にあわれたお客さまをはじめとする関係者の皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけすることになりましたことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

   同社グループ会社のプルデンシャル生命も同日、社員や元社員106人が架空の投資話を持ちかけるなどして、約500人から計約31億円を受け取っていたとする調査結果を発表。2月1日付けで間原寛代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)が辞任するとしている。

  • ジブラルタ生命本社・プルデンシャルタワー(写真:アフロ)
    ジブラルタ生命本社・プルデンシャルタワー(写真:アフロ)
  • ジブラルタ生命保険の発表より
    ジブラルタ生命保険の発表より
  • ジブラルタ生命本社・プルデンシャルタワー(写真:アフロ)
  • ジブラルタ生命保険の発表より

社員の倫理・コンプライアンス教育の徹底など再発防止策を実施

   ジブラルタ生命保険の発表によると、福岡西支社に在籍していた40代の男性社員が、17年から23年頃にかけて、15人に対し「暗号資産や不動産、未公開株等への投資運用」を名目に、金銭を不正に受領したという。被害者からの申告によると、被害額の合計は約5800万円。この元社員は23年3月に退社しているという。

   また、同社の保険業務に関連しない不適切行為として、「元社員とお客さまの間での金銭貸借等の不適切な金銭の取り扱い合計約3100万円を確認しております」とも伝えた。

   同社は、この元社員が過去に契約を取り扱った顧客等に連絡し、同様の被害がないか調査を行ったとした。

   また、再発防止策として、次の取り組みを行っているとした。

「・社員の倫理・コンプライアンス教育の徹底
・取締役会をはじめとする経営陣によるコンプライアンス推進のための態勢整備
・日常の営業活動における社員管理強化等、適切な営業活動を再徹底する取組み
・お客さまにご契約内容や諸手続きをよりご理解いただくための取組み
・ご契約者の皆さまへの郵送書類やお電話を通じたご契約内容の確認」
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