日本の長期国債利回りが急騰、つまり債券価格が急落した。
2026年1月20日の日本市場で、超長期金利の40年国債利回りは史上初の4%台となる4.215%という前例のない水準に達した。
長期利回りの急騰は、将来の金利水準や財政に対する不安が高まり、「日本の将来に対する信頼が揺らぎ始めている」と市場が受け止め始めたサインだと考えられる。
利回り急騰は100万回に3回しか起きないレベル
利回りの上昇とは、投資家が日本政府にお金を貸す際により高い利息を求めること。つまり投資家は、国債のリスクが高まったと判断しているのだ。
とくに日銀が政策変更などを発表したわけではない。
それなのに、わずか数日の間に、これほどの利回り上昇が発生するのは異例のことだ。
今回の日本国債の変動は、海外でも懸念の声があがっている。
アメリカのスコット・ベッセント財務長官は、通常の会見ではほとんど触れない日本国債について、「シックス・シグマ級の極端な動きが発生している」という表現で、その異常さを強調した。
シックス・シグマとは、100万回に3回しか起きないレベル、つまり統計的にはほぼ起こり得ない異常状態だ。
これを米財務長官が名指しで語ったという事実は、今回の事態が日本国内の状況を超え、世界金融市場にも波及しかねない国際的リスクとして認識されていることを示す。