中国では使い物にならない製品を輸出していた!
驚くことに、WISDOMなど 3社が製造したこのバスは、粗悪すぎて、中国では輸出用に限ってしか製造許可が下りてなかった。宮根さんは「悪意を持って見るなら、中国国内で許可が取れなかった不具合の車を、日本に輸出したんじゃないの?っていうふうに(見えます)」と疑ったが、実際そうなのではないか。
コメンテーターの本村健太郎弁護士は、「中国は電気自動車に関しては世界トップですけども、(バス大手や自治体が)質の悪い3社の製造したバスをわざわざなんで購入したのか」「ほかにも選択肢はあったはずなのに、そもそもこの決定(購入)に問題があったと思います」と首をかしげる。
実は、「EVモーターズ・ジャパン」のEVバスには1台約900万~約1900万円の補助金がついていて、導入側は安く購入でき、販売元は注文が増えて儲かる仕組みになっていた。関係者は取材に、「一に補助金、ニに補助金」で品質管理は「それなり」だったと明かした。
本村弁護士が指摘するように、欠陥バスをあえて補助金を出して導入を進めた裏に何かありそうだ。
(シニアエディター 関口一喜)