2026年1月27日に公示された衆院選で、中道改革連合の安住淳共同幹事長が東京・府中市内で応援演説に臨んだ。「第一声」を地元の宮城県石巻市で行ってから駆け付けたという。
中道は、野田佳彦共同代表が青森県弘前市、斉藤鉄夫共同代表は堺市でそれぞれ第一声に臨んだが、幹部が公示後に東京都内で演説するのは安住氏が初めて。
「どうせうまくいくわけない」には「そうはいきませんよ!」
安住氏は「中道」について「自民党に匹敵する『大きなかたまり』としてスタートできた」とアピール。さらに、
「過去、与野党で分かれていましたから、もうマスコミもジャーナリストも『なんかどうせね、うまくなんかいくわけないから』と思ってるんだけども、そうはいきませんよ!」
と力を込めた。
さらに、本予算成立前の衆院解散を
「ちゃんと予算の審議をした上で、4月に皆さんに予算をお届けして、国民の皆さんに迷惑かけないように、解散したら良かったんじゃないですか?」
などと批判した。
安住氏をめぐっては、党が公開した動画が一部で話題になっている。「【炎上】SNSの嫌われ者!安住幹事長を呼び出して、なぜ嫌われてるのか聞いてみた!」と題した動画だ。党名とロゴの発表会見に登壇した5人の中に、若い人も女性もいなかったことから、携帯電話の「5G」にかけて「5爺」と呼ばれていることを指摘されて、安住氏が「俺も?」とショックを受ける内容だ。
動画戦略「最近、少し良くなってきたでしょ?」
安住氏は、演説でも「僕ね、本当にショックだったわけ」。
「斉藤(鉄夫)代表と野田(佳彦)さんが『爺』は分かるけど、私や西田(実仁)幹事長も......僕、自分が『爺』だと呼ばれてがっかりしたんだけれども......」
などと嘆いた。続けて「でも皆さん『5爺』にもいいところありますから」とも。「もうちょっと頑張らせてもらった後」で、
「自民党にはない庶民の政治を実行する中道のリーダーをどんどん育てたい」
と話していた。
演説後に記者団から動画戦略について問われた安住氏は、
「最近、少し良くなってきたでしょ?」
と笑顔を見せつつ、
「俺たち『5爺』はそういうこと苦手なんだけど、合流して、若手議員が思い切って『こっちもやりますから』と言うから、もう任せて......。やっぱり若い世代は、そういうことなんだな。『5爺』じゃ、ああいうの思いつかないから」
と話していた。
(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)