今季の中日は「Aクラス」、阪神のライバル1番手? 元ヘッドコーチ「選手を固定できるだけの力ついてきた」

    プロ野球中日の元ヘッドコーチで野球解説者の片岡篤史氏(56)が、2026年1月29日に公開された野球解説者・高木豊氏(67)のユーチューブ動画に出演し、中日の今季成績について「Aクラス入り」を予想した。

  • 中日の本拠地バンテリンドーム
    中日の本拠地バンテリンドーム
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「中日は昨季阪神に唯一勝ち越したチーム」

    現役時代、日本ハムと阪神でプレーした片岡氏は引退後、21年オフに中日の2軍監督に就任した。24年にはヘッドコーチとして、PL学園高校の同級生である立浪和義監督(56)を支えた。

    24年シーズンを最後に退団し、現在は野球解説者、ユーチューバーとして活躍している。

    動画では、26年シーズンの中日の戦力を分析した上で、片岡氏が独自の視点から展望を語った。

    井上一樹監督(54)1年目の25年は、63勝78敗2分けの勝率.447でリーグ4位に終わった。3年連続の最下位から抜け出したものの、3位・巨人と8ゲーム差を付けられ、Aクラス入りはならなかった。

    井上監督2年目の今シーズンはどうなるのか。片岡氏は次のように分析した。

    「タイガースはメンバーも揃っていて、昨年の優勝チームなので、予想していくとひとつ抜けている。他の5チームの戦力を比較したときに、タイガースのライバル1番手に挙げられるのが、ドラゴンズだということは分かる。昨年、タイガースに唯一勝ち越したチーム。選手を固定できるだけの力がついてきた」

    25年セ・リーグは、阪神が2位DeNAに13ゲーム差をつけリーグ優勝を果たした。圧倒的な強さを見せた阪神だが、唯一負け越したのが中日だ。25度対戦し、12勝13敗で負け越した。

    さらなる飛躍を目指す中日の26年は、大きな転換期となりそうだ。

「中日は点が入るということに飢えているチーム」

    現在、本拠地とするバンテリンドームが改装中で、完成すれば左中間に新設されるウイング席により、本塁から左中間までの距離が、従来の116メートルから110メートルに短縮される。これにより、チームの本塁打増が期待できる。

    片岡氏は「今年は球場が少し狭くなる」とし、その効果のほどを説明した。

    「今まで1点、2点勝負だったのが、4点、5点となってくる。フェンスが6メートル前にくるということは、(昨年ならば)アウトがフェンスに当たって2塁打になるとか、ホームランになる。その分、打たれることも多いと言われるが、点が入るということに飢えているチームなので、かなりの効果があると思う」

    そして、セ・リーグ各球団の戦力を分析し、26年の展望を口にした。

    「今年はAクラスに予想できると思う。どうしても他のチームとの比較もある。ヤクルトは村上(宗隆)、巨人は岡本(和真)が抜けた。横浜(DeNA)が(アンソニー)ケイと(アンドレ)ジャクソンが抜けたというところを見ると、主力の戦力ダウンがあるというところに、中日の場合は(新外国人の)ミゲル・サノー、ルーキーの中西(聖輝)、(3年目の)草加(勝)あたりがちょっとでも変わってくれたらかなりアップする」

    20年シーズン以来のAクラス、そしてリーグ優勝。中日は今シーズン、どこまで駆け上がることができるのか。井上監督の2年目に注目される。

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