親の年金は全部施設代だと思え
「施設に入る時にあわてて探す人が結構多い。そこで親御さんのお金だけでなく、お子さんたちがちょっと負担をする。最初はちょっとの負担だが、だんだん介護度が重くなるとか値上がりするとかで負担が増えてくる。しかも施設に入る前は健康状態が悪い人でも毎日30品目以上食べるので健康状態がよくなり、想定以上に長生きをする。長生きはいいことだけど、お子さんたちからしたら自分たちの老後資金を作れなくなってしまう」
吉田さんは「じゃあ、親の年金は全部施設代だと思っていいのか」と問うと、畠中さんは「仕方ないですよね」と答えた。
畠中さんが広島県にある総合介護施設をリポートする。施設内の様々な工夫と元気に暮らす入居者の声を紹介した。そのVTRを見た吉田さんは「うちのおかんは76、7歳ですけど、さっきおられた89歳のおばあちゃんがめっちゃ元気じゃないですか。あれ見てうちのおかんもまだ大丈夫なんだと思いましたね」と感想を話した。
「まだ大丈夫」のうちに、考えたほうがいいのだという。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)