韓国メディア「OSEN」(ウェブ版)が2026年2月13日、スピードスケートの特集記事を組み、男子1000メートルに出場した中国代表の廉子文(27)を痛烈に批判した。
廉子文「彼は非常に感情的になり、私を殴った」
批判の対象となったレースは、11日に行われた男子1000メートルだ。
第11組の廉子文は、25年世界選手権金メダリストで優勝候補のユップ・ベンネマルス(オランダ、23)と同組でスタートした。
アクシデントはラスト1周で起こった。バックストレートでアウトインが入れ替わる際に交錯し、廉子文がベンネマルスと接触。これによりベンネマルスは失速し、廉子文は審議の結果、失格となった。
ベンネマルスの怒りは収まらず、レース直後、廉子文に近寄り激高した。廉子文の背中を叩くシーンもみられた。その後、ベンネマルスに再レースが認められたが、タイムが伸びず5位に終わった。
中国メディア「新浪体育」(ウェブ版)によると、廉子文は試合後、次のように振り返ったという。
「コーナーを抜け出す際、彼が非常に近い位置にいるのを感じた。私も全力でコーナーを抜けようとしていたところ、彼が私のスケート靴を踏んだ。なぜ審判が私にペナルティを与えたのか分からない。彼には本当に申し訳なく思っている。全ての選手が4年間オリンピックを目指して努力してきたのだから。最終的に私も彼に謝罪したのだが、彼は非常に感情的になり、私を殴った。試合場で感情を爆発させる必要はなかったと思う」
「ベンネマルスにとっては理不尽な事故だった」
このような状況を踏まえ、「OSEN」は「氷上のテロリスト廉子文、相手選手の怒りに逆ギレ『ごめん』なのになんで怒るの?」とのタイトルで記事化した。
記事では「ベンネマルスにとっては理不尽な事故だった。レーンを変更する際は、アウトコース選手の明らかなミスでない限り、インコースからアウトコースへ出る選手が失格となる。アウトコース選手に優先権があるのだ。つまり廉子文が無理なレースでベンネマルスを妨害したことになる。実際、審判団も廉子文だけに失格処分を下した。ベンネマルスが被害者として認められたのだ」と指摘した。
今回のアクシデントは、日本でも注目され、Xでは関連ワードがトレンド入りした。中国メディアによると、中国でもSNSで大きな話題となったという。
優勝候補が脱落した男子1000メートルは、ジョーダン・ストルツ(米国)が、五輪レコードをマークして金メダルを獲得。イエンニング・デボー(オランダ)が銀メダル、寧忠岩(中国)が銅メダルを獲得した。