韓国メディア「ノーカットニュース」(ウェブ版)は2026年2月13日、ショートトラックの特集記事を組み、同競技が行われているミラノ・アイススケートアリーナの柔らかな氷質に言及し「転倒の危険性が高い」と指摘した。
韓国エース「全体的に選手たちが試合を進めるのに苦労した」
ショートトラックは韓国で人気があり、今大会でも多くのメダル獲得が期待されている。今大会では、男子1000メートルでイム・ジョンオン(18)が銅メダルを獲得している。
優勝候補に挙げられた2000メートル混合リレーは、準決勝第2組3位で決勝進出を逃した。レースでは韓国代表選手が、米国代表選手の転倒に巻き込まれて転倒。すぐにレースを再開するも、この転倒が響き準決勝で敗退した。
今大会、ショートトラックで選手の転倒が相次いでいることから、「ノーカットニュース」は「転倒し、流され...ショートトラック強国を泣かせたミラノの『柔らかい氷』」とのタイトルで記事化した。
記事では「2026ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピックに出場した韓国ショートトラック代表チームが予想外の伏兵に遭遇した。メダル獲得の核心的な変数として浮上したのは、他ならぬ現地競技場の『柔らかい氷質』である」とし、こう続けた。
「代表チームの選手たちは、初戦が行われた直後、イタリア・ミラノアイススケートアリーナの氷質について懸念を表明した。『氷が柔らかく滑りやすいため、転倒の危険性が高い』という指摘だ。男子代表チームのエース、イム・ジョンオン選手は12日の公式練習終了後、『試合当日の氷の状態は練習時よりも良くなかった。全体的に選手たちが試合を進めるのに苦労した』と明かした」
「柔らかい氷質はイタリアに追い風」
そして、氷質に適応しているのは開催国のイタリアのみだと主張し、「柔らかい氷質はイタリアに追い風となっている。イタリアは混合2000mリレーで強豪カナダを抑え、金メダルを獲得した」と指摘した。
同メディアは、ミラノ・アイススケートアリーナの氷質に関して独自の視点で、次のように分析した。
「今回の氷質論争の原因としては、ショートトラックとフィギュアスケートが、同じ競技場で行われる日程が挙げられる。両種目が一日おきに交互に行われるため、氷の厚さと強度を細かく調整するのが難しい構造であるということだ。18年平昌大会(韓国)当時、江陵アイスアリーナが、時間帯別の精密チェックを通じて最高の氷質を維持していたのとは対照的な姿である」
ミラノ・アイススケートアリーナの氷質について、複数の韓国メディアが懸念しており、「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)は、「フィギュアスケートもこの影響から逃れることができない」との見解を示した。