プロ野球DeNAの元ヘッドコーチで野球解説者の高木豊氏(67)が、2026年2月11日にユーチューブを更新し、阪神の新外国人選手キャム・ディベイニー内野手(28)の実力を独自分析した。
「守備はうまいか、普通か、下手かといえば、普通だと思う」
米ニューハンプシャー州出身のディベイニーは、19年ドラフト会議でミルウォーキー・ブルワーズから15巡目に指名されプロ入りした。
長らくマイナー生活が続き、25年8月にピッツバーグ・パイレーツで大リーグデビューを飾った。25年は14試合に出場して36打数5安打、打率.139だった。守備においては、ユーティリティープレーヤーで、阪神ではショートとして期待されている。
阪神は現在、沖縄で春季キャンプを張っており、8日にエナジックスタジアム名護で日本ハムと対戦。初の対外試合となったディベイニーは、「3番・ショート」でスタメン出場した。
打撃では、初回無死走者なしからセンター前にヒットを放ち、存在を示した。一方で、守備では不安をのぞかせた。4回、二遊間のゴロをトンネルし、これがタイムリーとなり同点に追いつかれた。スポーツ紙によると、日本特有の土のグラウンドへの対応ができなかったようだ。
ディベイニーのプレーを視察したという高木氏は「まず、まだ環境に慣れていない」と前置きし、次のように独自分析した。
「技術的に言うと、足のフットワークは軽快ではない。三遊間でも(球を)取ってからの遅さがある。球を取ってからもっと早く投げないと。センターに抜けたやつもフットワークが悪い。フットワークの悪さは、(内野に)芝があるとかないとか、そういうことではない。現時点で、うまいか、普通か、下手かといえば普通だと思う」
「藤川監督は右バッターが欲しかったと思う」
そして、阪神のチーム事情を考慮して、ディベイニーのポジションに言及した。
「ショートをやらせたらいいのだろうけども、ショートが適任かどうかは分からない。サードには佐藤輝明がいる。セカンドには中野拓夢がいる。ファーストには大山悠輔がいる。そうなると、苦しくなっていく可能性はある。甲子園のショートは難しい。それと阪神ファンのプレッシャーがかかる」
打撃に関しては「ミート力があると思う。慣れたら打てるのかなと」と一定の評価を与え、「(藤川監督は)右バッターが欲しかったと思う。それで、ショートの選手を狙って取った」との見解を示した。
右のスラッガーとして期待がかかるディベイニー。今シーズン、どのようなパフォーマンスを見せるのか。多くの虎党が熱い視線を注いでいる。