「口に出したら耐えられなくなってしまうと思って言えなかったけど」
地頭江さんは、卒業コンサートが実現するまでの時期を、次のように振り返った。
「卒業発表してから、今日までの日々は、口に出したら耐えられなくなってしまうと思って言えなかったけど、この9年半で一番つらいなと思っていた時期でした。悔いがないと思って卒業発表したのに、新しい心のしこりが一つ一つ増えているような感覚でした」
その上で、コンサートを経て「ようやく、心から悔いがない」と話した。
「だけど、今日、この景色を見て、皆さんと配信を見てくださっている皆さんも、今日を一緒に迎えてくださった皆さんの気持ちが届いて、ようやく、心から悔いがないなと思いました」
地頭江さんは1月28日の劇場公演で改めて卒業発表を行い、3月8日の卒業公演でグループを卒業することを明らかにしている。「冬ごろ」から卒業が延びたことでできたファンとの時間を大切に過ごしたい考えだ。
「今日が本当に最後の日になる予定でした。これから過ごす1か月間は、本当にできるはずのなかった思い出たちです。1日1日かけがえのない日々になると思います。よかったら最後まで見守っていてください」
この日は昼夜2公演が行われ、夜公演が地頭江さんの卒業コンサート。昼公演は「Valentine Concert ~きみに届けるチョコレート~」と題して、「バレンタイン・キッス」「チョコの奴隷」「口移しのチョコレート」など、バレンタインデーにちなんだ楽曲が次々に披露された。
終盤の「12秒」では、25年5月から活動を休止していた2期生の渕上舞さん(29)がサプライズで登場。順次活動を再開することを明らかにした。スクリーンに渕上さんが映し出されると、客席からは大きな歓声が起きた。
(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)