スキージャンプ、日本が一時2位に浮上も...「欧州勢に有利な判定」で批判続出 なぜ途中打ち切りになったのか

テレビ中継の都合や選手間の公平性などが理由

   1998年の長野五輪で男子ラージヒル個人と団体で金に輝くなどした船木和喜さんは、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」への出演で、二階堂選手の大ジャンプについて、「ここから逆転が始まるんだと思った」と明かした。そして、欧州とは環境が違うものの、日本では気象レーダーを読んで「細かく中断してくれる」と説明した。

   実際、長野では、男子ラージヒル団体で今回以上の悪天候に見舞われたとされるが、そんな中でも中断しながら競技を続行させ、日本が大ジャンプで金メダルをつかんだ。

   また、レジェンドとして活躍した葛西紀明さんは、TBS系「ひるおび!」への出演で、競技の打ち切りに対し、「あり得ないです」と怒りをあらわにした。「普通なら、最後のグループをキャンセルにしてやり直すってこともよくやるんですけど、今回はやらなかった」と疑問を呈した。

   共同通信の2月17日付ウェブ版記事によると、国際スキー・スノーボード連盟の運営責任者は、打ち切りの判断について、「テレビ中継の時間の限界もあった。あの瞬間に決めなければならなかった」と説明したという。ジャンプ台に雪が積もってスピードが出づらくなり、その後に飛ぶ選手に不公平になることも考慮したなどとしていた。

   とはいえ、日本のネット上では、その判断について、不満がくすぶっている。「テレビの視聴者より競技者を最優先に考えて」「今回はあまりにも決断が早い」「4年間の努力を何だと思ってるのか?」などと書き込まれている。中には、「日本選手がビッグジャンプをしたから打ち切ったんだろうな」「欧州勢に有利な判定となった」「こんな事が多いとみる気が失せてくる」と極端な見方も出ていた。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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