韓国スポーツメディア「SPOTVNEWS」(ウェブ版)は2026年2月18日、ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート女子シングルの特集記事を公開し、上位を独占した日本勢の活躍に対して「キム・ヨナの時代には想像もできなかった」と報じた。
「日本が表彰台を総なめにする可能性が出てきた」
ショートプログラム(SP)が17日に行われ、中井亜美(17)が78.71点をマークして首位に立った。冒頭でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めると、その後も躍動感あふれる演技を披露し、五輪の大舞台で自己ベストを記録した。
日本のエース坂本花織(25)は、77.23点で2位。千葉百音(20)は74.00点で4位につけた。3位は、76.59点をマークしたアリサ・リュウ(米国、20)。
一方、韓国代表のエース、イ・ヘイン(20)は70.07点で9位。4年連続世界ジュニア選手権銀メダルの期待の新星シン・ジア(17)は、65.66点で14位だった。
SPでくっきり明暗が分かれた日韓代表。「SPOTVNEWS」は、「『キム・ヨナ時代には想像もできなかった』日本、史上初の表彰台独占を狙う...ショートプログラム1位、2位、4位」とのタイトルで記事化した。
記事は「日本が女子フィギュアスケートで表彰台を総なめにする可能性が出てきた」と書き出し、こう続けた。
「今後のフリーの結果次第では、日本の3選手全員が、表彰台に立つという光景を目にするかもしれない。現在3位にランクインしているアリサ・リュウ(米国)は、76.59点で、4位の千葉百音とは、2.59点差である。したがって、フリーの結果次第で逆転の可能性は十分にある」
22年北京五輪ボブスレー男子でドイツが表彰台を独占
そして、過去の事例を挙げながら、日本代表3選手による表彰台独占の可能性に言及した。
「これまでオリンピック競技において、特定の国が1種目のメダルを全て独占する事例は稀ながら存在した。ドイツは22年北京オリンピックで、ボブスレー男子2人乗り競技で金銀銅を総なめにした。これにより表彰台にドイツ選手だけで6人が上がる光景を生み出した。日本もまた、このシナリオを狙っている。過去にキム・ヨナがフィギュアスケートを制した時には想像しがたい光景だ」
記事中のキム・ヨナさん(35)は、元フィギュアスケート韓国代表のエースで、10年バンクーバー五輪女子シングル金メダリストだ。
当時、日本代表の浅田真央さん(35)とライバル関係にあり、バンクーバー五輪では、激闘の末、キムさんが金、浅田さんが銀メダルを獲得した。五輪後の3月に開催された世界選手権では、浅田さんが優勝し、キムさんは銀メダルに終わった。