ミラノ・コルティナ冬季五輪の「すごい、すごい、すごい」発言で一躍有名になった元フィギュアペア日本代表の高橋成美さんが感涙にむせぶ場面があった。2026年2月26日放送の情報番組「ひるおび」(TBS系)で、ミラノ・コルティナ冬季五輪でりくりゅうペアが金メダルをとったシーンを振り返った時のことだ。「彼の未熟なところを彼女が支えていた」二人が出会わなければ今がない高橋さんがMCの恵俊彰さんらにりくりゅうペアの素晴らしい演技を解説している最中、コメンテーターの安藤美姫さんが突然「ここでちょっと言わせていただいていいですか」と挙手。高橋さんは「おおおおっ」と笑うがスタジオは一瞬緊張した空気に。安藤さんは「ペアスケートの金メダルという素晴らしい功績を挙げたからこそ注目されていると思うんですが、木原選手が今あるのはここにいる高橋選手が最初のパートナーだったからです。彼の未熟なところを彼女が支えていたからこそ最初のオリンピック代表にもなれた。彼が高橋選手に出会わなければこの道は開かれていないと正直思っている」と語る。安藤さんの発言を聞いていた高橋さん、初めはニコニコしていたが、感極まって顔を天井に向ける。「自分のがんばりを、美姫ちゃんが覚えていてくれた」涙をこらえて上を向いている高橋さんを見て安藤さんも涙ぐみながら「ペアが好きでペアの日本の歩みを自分は見ていたので、是非皆さんにしっかりとわかっていてほしいなと思います」と高橋さんが築いてきた道をほめたたえた。高橋さんは恵さんから差し出されたティッシュボックスで何度も涙を拭きながら聞いていた。恵さんに「高橋さんいかがですか?」と聞かれると、涙を流しながら「うれしいし、そういうことを考えること、思うこともやっちゃいけないと思っていた。忘れてしまった昔の自分のがんばりを美姫ちゃんが覚えていてくれる。こんな場面で言ってくれるなんて美姫ちゃん宇宙一だよ」と最後はスタジオを笑わせたが、いい話だ。(ジャーナリスト 佐藤太郎)
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