シンガポールLCCが羽田に参入 出発「深夜2時過ぎ」で不便そうでも...朝8時半到着で「1日を有効に利用」

   シンガポール航空子会社の格安航空会社(LCC)、「スクート」が2026年3月1日深夜(2日未明)にシンガポール―羽田便を開設する。

   スクートは12年に台北経由で日本路線に参入。日本の空港では成田、関西、札幌(台北経由)、沖縄に乗り入れている。これに3月から羽田が加わった。

  • 新路線はシンガポールに朝8時半着。「1日を有効に利用できる」とアピールしている(写真はイメージ)
    新路線はシンガポールに朝8時半着。「1日を有効に利用できる」とアピールしている(写真はイメージ)
  • スクートは日本メディア向けに記者会見を開いた。左からカルヴィン・チャン最高商務責任者(CCO)、バーナード・シム北アジア地域統括ゼネラルマネージャー、安武秀敏・日本支社長
    スクートは日本メディア向けに記者会見を開いた。左からカルヴィン・チャン最高商務責任者(CCO)、バーナード・シム北アジア地域統括ゼネラルマネージャー、安武秀敏・日本支社長
  • 羽田線はボーイング787型機で運航される(写真はスクート提供)
    羽田線はボーイング787型機で運航される(写真はスクート提供)
  • 新路線はシンガポールに朝8時半着。「1日を有効に利用できる」とアピールしている(写真はイメージ)
  • スクートは日本メディア向けに記者会見を開いた。左からカルヴィン・チャン最高商務責任者(CCO)、バーナード・シム北アジア地域統括ゼネラルマネージャー、安武秀敏・日本支社長
  • 羽田線はボーイング787型機で運航される(写真はスクート提供)

「日本はスクートにとって非常に重要なマーケット」

   羽田便の開設で、スクートが飛ばす日本便は週に45便になる。スクートが就航している国・地域としては、3番目に多い便数だといい、2月27日に記者会見したカルヴィン・チャン最高商務責任者(CCO)は、

「日本はスクートにとって非常に重要なマーケット」

だと強調。羽田の利点として、シンガポールから東京に来る人にとって、国内線への接続の良さを挙げた。

   羽田便は1日1往復し、ボーイング787型機で運航。羽田からシンガポールに向かうTR883便は、羽田を2時15分に出発し、シンガポールに8時30分(現地時間)に到着。日本に向かうTR882便は、シンガポールを17時30分に出て羽田に翌日未明の1時に着く。

   安武秀敏・日本支社長は、このスケジュールを「シンガポール到着後、1日を有効に利用できる」と説明。シンガポールから接続する路線が多いことも強調した。ただ、羽田に「到着1時、出発2時15分」という時間帯は公共交通機関が動いておらず、利便性の面では課題がある。

   この点について安武氏は、東京都心から電車などを使って成田便を利用する際も一定のコストがかかっていることを踏まえると、都心から羽田までタクシーなどを使うことになったとしても、「ある程度、ご理解いただいてご利用いただけるのでは」と説明。乗り合いタクシーの活用などで「リーズナブルな都心へのアクセス」が可能だとした。

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