韓国メディア「OSEN」(ウェブ版)が2026年3月8日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場している韓国系米国人のシェイ・ウィットコム内野手(アストロズ、27)を「戦犯」扱いした。「どうして英雄から逆賊に転落したのか」1次ラウンド・プールCの韓国は、初戦のチェコ戦を11-4で大勝し、好スタートを切った。第2戦は日本と対戦。前回大会王者に健闘したものの、大谷翔平選手(ドジャース、31)、鈴木誠也外野手(カブス、31)、吉田正尚外野手(レッドソックス、32)らに本塁打を許し、6-8で敗れた。8日に行われた台湾戦は、延長戦の末、4-5で敗れた。この時点で、1次ラウンド1勝2敗で、準々決勝進出へ赤信号が灯った。2連敗で崖っぷちに立たされた韓国。「OSEN」は、ウィットコムのプレーに注目し、「韓国系ウィットコム、英雄から逆賊へ 7打数無安打→なぜバント打球を3塁へ投げたのか」とのタイトルで記事化した。ウィットコムは韓国系米国人で、アストロズに所属している。右のスラッガーで、25年シーズンは3Aで25本塁打を記録。今回、WBC韓国代表に初めて招集された。今大会初戦のチェコ戦では、4打数2本塁打3打点の大活躍で、チームの勝利に大きく貢献した。ところが、7日の日本戦は4打数無安打2三振、8日の台湾戦は3打数無安打で、7打席連続ノーヒットだ。肝心の日本戦、台湾戦で結果を残せなかったウィットコムに対して、「OSEN」は「母国のために献身していた韓国系選手は、どうして英雄から逆賊に転落したのか」と切り出し、こう続けた。「守備でも意欲ばかりが先走る判断で敗戦のきっかけを提供」「韓国代表チームに合流した韓国系アメリカ人、シェイ・ウィットコムは8日、日本・東京ドームで開催されたWBCのプールC・1次ラウンドの台湾戦で、『6番・ファースト』として先発出場し、3打数無安打1四球で沈黙した。さらに、守備でも意欲ばかりが先走る判断で、敗戦のきっかけを提供した」記事中で指摘した守備のミスとは、延長10回のシーンだ。無死2塁の場面で、台湾は1塁側に送りバントをした。これをウィットコムが3塁に送球したが、3塁はセーフに。そして、次の打者がスクイズを成功させ1点を入れた。結果、これが決勝点となり韓国が4-5で競り負けた。WBC韓国代表を巡り、前回大会でも韓国メディアが韓国系米国人選手を酷評した。標的となったのは、トミー・エドマン内野手(ドジャース、30)だ。エドマンは、1次ラウンド3試合に先発出場し、11打数2安打、打率.182、2打点と振るわず、チームは2勝2敗で1次ラウンド敗退した。この結果を受け、複数の韓国メディアが、エドマンを「役に立たなかった」「期待外れ」などと酷評した。韓国は1次ラウンド突破をかけ、9日19時に東京ドームでオーストラリアと対戦する。オーストラリアに負ければ、4大会連続1次ラウンド敗退となる。
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