「これらの行動は人間の『虐待』とは異なります」
同園は3月10日、先述の動画について未だ「国内だけでなく国外からも、多くの皆様からご心配の声をいただいております」と明かし、改めて説明を行った。
「まず、ニホンザルの群れは、明確な社会階層を持つ専制社会を形成しており、支配的な個体が下位の個体に対して『躾け』をすることがあります。これらの行動は人間の『虐待』とは異なります」
「既存の文献に基づけば、こうした『躾け』はニホンザルの群れで自然に起こるもので、パンチだけに限られたものではありません」という。さらに、「こうした『躾け』は24時間発生しているわけではなく、パンチは1日の大部分を平穏に過ごしています」とし、パンチの面倒を見たり一緒に遊んだりする群れのサルも増えつつあるとした。
その上で、「しかしそれでも、順位の高い個体数頭から手を出される場面が増えてきたことから、私たちは3月8日より一時的に、その個体数頭を群れから離しました。当面、この状態で様子を注意深く見守りたいと考えています」という。