日程闘争ばかりで形骸化した日本の国会、「予算に精通した議員が省庁に出向き議論するドイツを見習ったら」TBS報道番組の指摘

こんな国会で 「国論を二分する問題」の審議は出来るのか

   「報道1930」は、年度予算成立後の4月以降の国会では「国論を二分するような法案」の審議が続くとして、スパイ防止法案や旧姓の通称使用の法制化、などもあげた。国会で審議してほしい問題はほかにもある。朝日新聞3月27日付朝刊では、台湾有事などを念頭にした「シェルター確保」の基本方針や自衛隊の定員問題など、きな臭い問題も指摘されている。南西地域に限らず、どの範囲までシェルターの必要があるのか、負担はどうするのか。国防分野での人員不足に関連して、新しい兵役制度を導入したドイツでは、志願者が十分に集まらない場合、一時停止した徴兵制の再開を検討する方向だ。

   防衛費の拡大も含めて、こうした政策関連の法案審議は、他人事ではなくなってきた。物価高という生活レベルの問題だけでなく、命の安全につながる法案の審議が必要になっているのに、こんな国会で大丈夫なのか。

(ジャーナリスト 菅沼栄一郎)

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