「傘スタンド」もアウト?警察の呼び止め映像が波紋 メーカー「違法性なし」も大阪府警「ケースバイケースで対応」

「すべてにまず指導・警告が入ります」

   大阪府警では、「傘スタンドを使用した自転車の運転は、風を受けた際に安定を失うおそれや周囲の状況が見えなくなりますので、危険です!」と呼びかけている。

   一方、さすべえメーカーのユナイトでは、「さすべえ禁止はまちがいです!!」と強調した文書を公式サイト上に掲載し、販売や使用について、違法性はないと主張している。歩行者に配慮さえすれば、その使用は禁止されていないという。青切符導入後の状況については、J-CASTニュースが4月6日から同社に取材を申し込んでいる。

   さすべえとともによく使われているのが、大阪市内の釣り具メーカー「第一精工」が製造・販売している「かさキャッチ」だ。同社の担当者は7日、道交法などの違反に問われる可能性があるとしながらも、取材にこう話した。

「青切符導入の以前に、大阪府警に確認したところ、『直ちに取り締まりの対象にはならない』との回答をいただきました。強風下で使ったり極端に大きな傘を差したりして、危険な運転と判断したら取り締まるとのことでした。青切符導入で道交法や規則は変わっていませんが、導入後に警察から利用者が注意されているとのニュースを見て、困惑しています。様子を見ながら引き続き情報収集に努めており、お客様にはくれぐれも安全に留意してほしいと呼びかけています」

   傘スタンドについて、大阪府警の交通総務課は同日、青切符導入による影響について、取材にこう説明した。

「3つの違反の可能性は、現在も当てはまります。すべてにまず指導・警告が入ります。それを無視した場合は、切符を切ることになります。悪質な違反は検挙できることになっており、現場で危険と判断されれば、反則金の支払いを求められる恐れがあります。ケースバイケースで対応しています」

   傘スタンドの販売については、規制する法律はなく、違反ではないとした。

   ただ、使用については、周囲の状況によっては危険だとして、控えるように呼びかけていると明らかにした。

「風が強かったりするなど、状況次第で違反になる可能性があるため、気を付けてほしいと思っています。取り締まりの対応については、これまでと変わりません。今後、厳しくするという話にはなっていませんが、事故などが減らなければ厳しくなります。指導・警告をすれば、大概の方は守っていただいており、正常化すれば厳しくする必要はありません」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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