「これでは自衛隊員がかわいそうですよ」――。「AERA」元編集長の浜田敬子さんは腹立たしそうにつぶやいた。
自民党が党大会で、陸上自衛隊中央音楽隊所属の3等陸曹に国歌を歌わせたのは自衛隊法違反という指摘が強まり、高市首相や小泉防衛大臣が「私人として行った」「事前に知らされていなかった」と逃げていることについてだ。
「私人として」と国会で逃げ回る小泉大臣、高市首相
浜田さんは2026年4月19日放送の「サンデーモーニング」(TBS系)にパネリストとして出演、こう批判した。
「自民党大会で自衛隊員に国歌を歌唱してもらうことが、内部で検討されている時点で、これはやばくないですか、おかしくないですか、自衛隊法に抵触しませんかという議論にさえなっていないことに、すごく危機感を抱きます」
自衛隊法61条では「隊員は選挙権の行使以外の政治行為はしてはならない」と規定している。小泉防衛大臣は「(国歌の歌唱は)私人としてイベント会社から依頼を受けたもので、政治的行為に当たるものではない」と釈明した。高市首相も「職務ではなく、私人として国歌を歌唱したもので、自衛隊法違反などはない」と答弁した。