「こんなはずじゃない」払っているのに終わるどころか残高40万円→60万円に驚愕 「リボ払い」思い込みの危険

「払っている=減っている」この思い込みが一番危ない

   リボ払いでは、残高に対して利息がかかるものだ。残高が大きいほど利息も増えるため、支払額が少ないと元本はほとんど減らない。

   今回のように、1万円払っても実際に減るのが数千円程度では、返済には長い時間がかかる。そして、「払っている=減っている」とは限らない点が重要だ。

   リボ払いは毎月の支払いが一定な分、全体の負担が見えにくくなる。そのまま使い続けると、返済期間も総支払額も大きくなる。

   対策としては、元本がどれだけ減っているかを確認し、必要に応じて返済額を増やすといいだろう。これだけでも負担は変わるからだ。

   今回の相談でも、返済額の見直しと利用停止によって改善に向かっていった。「払えているか」ではなく「どれだけ減っているか」で考える――この視点が大切だ。



【プロフィール】
石坂貴史/証券会社IFA、AFP、日本証券アナリスト協会認定 資産形成コンサルタント、マネーシップス運営代表者。「金融・経済、住まい、保険、相続、税制」のFP分野が専門。

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