子ザル・パンチの市川市動植物園、マナー向上「標語」をXで募集 課長が明かす「観覧規制」しない理由

安永氏が明かす「私の願い」

   安永氏は14日、「マナーが完全に守られている状況とは言い難い」とJ-CASTニュースの取材に明かす。マナーを守ってもらう方法を考える中、今回の取り組みは「思いつき」で始めたという。

「当日の朝、プラカードをやろうと急に思いつきました。SNSで呼びかけて、集まった標語をその日の貼り出してみようと。ネットの皆さんにも注目していただけるし、実際に来た方も楽しみながらマナーを学んでいただけるんじゃないかと思って始めました」

   安永氏によれば、最初は自身が考えた2種類の「標語」をプラカードに掲げ、その後は公式Xアカウントに寄せられたものから選別した7種類の「標語」を使用した。

   この取り組みの効果について、「完璧に皆さんがマナーを徹底するところまではいかなかった」とも明かす。しかし、最前列の観覧者から「課長さん大変だね」「頑張って」などの応援の声が寄せられたのは印象的だったと話した。

「もしマナー問題が深刻化するようであれば、立ち止まらずに観覧したり、撮影を禁止したりするような『観覧自体の規制』も方法としてはあると思います。しかし、『~~していけいない』というルールは作るのは簡単ですが、それをやりすぎると、お客様の満足度には繋がっていかないと思っています」

   そのため安永氏は、「皆さまにマナーを守ってもらい、『みんなで楽しめる動物園としての雰囲気』を作っていきたいというのが私の願いです」とし、「できるだけ規制をかけずに楽しんでいただきたいので、マナー向上のための試行錯誤を続けている」と明かした。

1 2
姉妹サイト