計画性があるかの点では、元刑事らの見方が割れる
容疑者の父親が「遺体を遺棄する方法」を検索していたのも、そのいい状況証拠だとした。警察の目をそらし、ストーリーを作るために、リュックや靴を別の場所に置いたとして、「現場偽装型」「時間稼ぎ型」の犯行とみられると指摘した。
「学校から連絡が来て、すぐに110番はありえない。まず子どもを捜すのではないか。捜索用のポスターも、その日のうちに作れるものなのか、違和感ばかりです。いつごろから犯行を計画かがポイントになるでしょう」
ただ、京都府警にとっては、厳しい捜査が続くとの見方も示した。
「一番心配なのは、死因が不詳ということです。犯人が供述をひっくり返すことも多いので、死因がほしいところでしょう。遺体の細胞を詳しく調べて、死因を出していくことになると思います」
車で遺体を複数回移動させたことについては、元神奈川県警刑事の小川泰平さんも、4月20日のユーチューブ配信で、「これはね、私も驚きました」と佐藤さん同様の反応を示した。
ただ、父親の行動については、「非常に場当たり的だと思っています」と指摘した。遺体の移動には、相当なリスクがあるとしながらも、「警察の捜査を察知して、遺体が発見されなければいいと思ったのかな」と推測した。父親が車のドライブレコーダー記録を一部削除したとされたことについても、場当たり的な対応だとの見方をした。
「犯行は、非常に稚拙で、まったく計画性がない。しかし、どこまで計画していたのか、どこまで考えていたのかも、これから捜査が進んでいくと思います」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)