「退職代行モームリ」を運営する株式会社アルバトロスが2026年4月23日、経営体制の変更を報告し、本日より退職代行の新規受付を再開するとした。「起訴された事実を厳粛に受け止めております」退職代行モームリをめぐっては2月3日、弁護士や弁護士法人ではない人物が報酬目的で法律にかかわる交渉を弁護士らに繰り返しあっせんしたとして、弁護士法違反(非弁行為・非弁提携)の疑いで代表取締役の谷本慎二被告と妻で同社従業員の谷本志織被告が逮捕・起訴された。その後、約2か月半にわたり受付を停止し、事実上の休業状態となっていたが、4月23日に「退職代行モームリの新規受付を再開いたしました」と報告した。同日公開の「経営体制の変更および今後の運営に関するお知らせ」との書面では、経営体制の変更について説明している。発表では、前代表の起訴を「厳粛に受け止めております」とした上で、「経営体制の見直しにつきましては、起訴に先立ち令和8年4月1日付で実施済みであることをあわせてお知らせいたします」とした。谷本被告の後任として、浜田優花氏が代表取締役に就任した。浜田氏は、これまで同社で広報をつとめていた人物とみられる。「退職代行モームリのサービス自体に関する司法判断が示されたものではありません」その上で、起訴については「本件は、紹介料の受領に関して起訴されたものであり、現時点において、当社が提供する退職代行モームリのサービス自体に関する司法判断が示されたものではありません」と主張した。今後については「新たな経営体制のもと、外部専門家の助言を受けながら、法令遵守体制および内部管理体制の見直しと強化を徹底してまいります」とし、「今後は、より一層関係法令を踏まえた業務運営に努めるとともに、再発防止および頼回復に取り組んでまいります」としている。SNSでは、「正直、使う側としては『もう大丈夫です』って言われても、一回引っかかった後だと慎重になるよね」といった声が相次いだ。「同業者としては谷本さんからの声明が欲しかったところ」退職代行『やめたらええねん』を運営する内藤亮氏は、「同業者としては谷本さんからの声明が欲しかったところ」とコメント。「弁護士の有償斡旋の件について非弁行為は明確に認めて、その他の非弁行為は一切なかったということでしょうか。実態が不明瞭な労働組合を介した交渉行為の実態がどうだったのか。そこの白黒もはっきりして欲しいところではありますが。。」と疑問を呈した。25年5月には、ゴールデンウィーク明けの7日に寄せられた退職代行依頼が236件に及んだことを発表し、話題を呼んでいた同社。突然の受付再開の背景には、「GW明けがかき入れ時だからな」「4月は稼ぎどきだもんね」など、例年依頼が立て込む大型連休に向けてのねらいがあるのではとの声も上がった。
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