人気ミュージシャン「表現者が体制に媚びる、そのほうが得だ無難だという世の中が本当に嫌いだ」 現状に憂い

   人気バンド・アーバンギャルドのボーカルを務める松永天馬さんは2026年4月26日、自身のXアカウントで、「国旗損壊罪の制定に反対します。国や旗との向き合い方は人それぞれです」と投稿した。

  • 高市早苗首相(2026年2月撮影)
    高市早苗首相(2026年2月撮影)
  • 「アーバンギャルド」松永天馬さんのX(@urbangarde)より
    「アーバンギャルド」松永天馬さんのX(@urbangarde)より
  • 高市早苗首相(2026年2月撮影)
  • 「アーバンギャルド」松永天馬さんのX(@urbangarde)より

「国や旗との向き合い方は人それぞれです」

   現在、自民党は日本国旗を傷つける行為を「日本国国章損壊罪」として刑罰を科す刑法改正に前向きな姿勢を見せており、松永さんはこの流れを否定したものと思われる。

   また、同投稿の後には「表現者が委縮するような、させるような世の中が本当に嫌だ。表現者が体制に媚びる、そのほうが得だ無難だという世の中が本当に嫌いだ」ともポストした。

   ミュージシャンをはじめとしたクリエイターによる政権批判、さらには平和を求めるだけでも、ネット上では賛否さまざまな反応が起こる。

   4月23日には人気ロックバンド・KANA-BOONのギターボーカルを務める谷口鮪さんは「楽しく音楽を演奏して、来てくれた人に楽しかったと感じてもらう。互いに心の欠けたところが満たされた気持ちになって眠る。幸せを抱いて眠る」「どうか恐ろしい未来よ訪れないでくれと心から願う」。また、4月22日にも、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのギターボーカルの後藤正文さんは「兵器産業の恐ろしいところは、平和であればあるほど、需要がなくなるということ。戦争や紛争、対立、市民の不安がずっと必要なところ」と、それぞれ自身のXに投稿していた。いずれも賛同の声が寄せられる一方で、批判的な声も少なくない。

   「戦争反対」「差別反対」との主張に対してバッシングが寄せられてしまう現状に危機感を募らせている声も少なくない。今回の松永さんの投稿には「表現できないような世の中になってほしくない」などの声が寄せられた。

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