岩手の山火事で連想される地球の食糧危機、石原良純さん「エネルギー問題に連動」 戦争をやっている場合ではない

食料はエネルギーがないと生産できない

   山火事が大規模になった一因として「地球温暖化」が挙げられる。石原さんが地球温暖化の深刻さについて語る。異常気象がどんなに怖いか。

「地球温暖化と言うと、大雨、洪水、台風を思い浮かべると思うが、実を言うと小雨、乾燥の方がやっかいだ。乾燥による一番の被害は食料生産だ。様々な農作物の生産は温室だったりトラクター使ったり肥料を使ったりとエネルギーが関わっている。食料はエネルギー(と不可分)だ。温暖化による食料、エネルギー問題が最初にくると思っていた。ところが、トランプ大統領があんな戦争をやったものだから、戦争が身近なところに来てしまった。しかし、戦争も全部、(食糧問題と)連動している。エネルギーがなかったら食料ができない。(温暖化の進行は)お手上げだと思う。とりあえず、生きていくことにとって何が必要か考えなければならなくなった。三陸の人々は、本当に大変な思いをされている。津波の被害で山に逃げたら次は山火事だと。本当に生存が脅かされていて他人事ではない」

   戦争をやっている場合ではない。地球が心配だ。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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