「兵庫県の対応が適切、適法じゃなかったよね、という本」 告発文書問題を巡る書籍に斎藤知事のリアクション

   兵庫県の百条委員会に参考人として出席した、公益通報に詳しい上智大の奥山俊宏教授が執筆した『兵庫県告発文書問題』が岩波書店から出版された。

   兵庫県の斎藤元彦知事は2026年5月13日、定例記者会見でこの書籍に関する質問を受けたが、「特定の書籍の内容についてお答えするのは差し控えたい」と述べた。

  • 定例記者会見の斎藤元彦知事(2025年12月10日撮影)
    定例記者会見の斎藤元彦知事(2025年12月10日撮影)
  • 2025年5月、神戸市で斎藤知事への抗議デモが行われた同時刻、楠公武者行列で楠木正成役を務めた斎藤知事
    2025年5月、神戸市で斎藤知事への抗議デモが行われた同時刻、楠公武者行列で楠木正成役を務めた斎藤知事
  • 定例記者会見の斎藤元彦知事(2025年12月10日撮影)
  • 2025年5月、神戸市で斎藤知事への抗議デモが行われた同時刻、楠公武者行列で楠木正成役を務めた斎藤知事

百条委で知事の対応を「法律に違反」と指摘した専門家が執筆

   奥山教授は百条委員会へ出席した際、知事の対応の違法性を指摘して、公益通報者保護法に違反するとの見方を示していた。

   『兵庫県告発文書問題』では、告発文書問題の経緯を振り返りながら、公益通報者保護を巡る県の対応の問題点やSNSと選挙の問題にスポットを当てている。また、奥山教授は9日に自身のXで書籍の増刷が決定したと投稿した。

   13日の会見では、斎藤知事は記者からこの書籍を読んだかを問われ、「読ませていただいてはないです」と答えた。記者は「これまでの兵庫県の対応をまとめた本で、県の側近などの方から報告は受けてないか」と問われ、「特にないですね」とし、「特定の書籍に対する内容についてお答えするのは差し控えたいという風に思う」と述べた。

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