歌手の荻野目洋子さんが2026年7月12日、自身のヒットソング「ダンシング・ヒーロー(EatYouUp)」をめぐる裏話を明かし、話題を集めている。「私はこの曲の印税は一銭も入っておりません」発端となったのは、一般ユーザーによるポストだった。荻野目さんが85年11月にリリースし、自身の最大のヒット曲となった「ダンシング・ヒーロー」について、「夏になると毎年たくさんの印税が入ってくるのでは」などとしたものだ。ダンシング・ヒーローはディスコで定番の曲として親しまれたほか、90年代後半からは「盆踊り」の曲としても人気に。複数の振り付けが生まれるなど、夏の定番曲としても知られるようになった。発端となった投稿は、こうした向きを踏まえたものと思われる。一方、荻野目さんはこの投稿を引用し、「私はこの曲の印税は一銭も入っておりません」と明かした。「だからこそ、皆さんに愛されているのかもしれません」と笑顔の絵文字を添えている。一般的に、楽曲の著作権は作詞家と作曲家にあるため、「歌唱印税」がない場合、歌手に印税は入らない。「ダンシング・ヒーロー」の原曲は、イギリスの歌手「アンジー・ゴールド」の「イート・ユー・アップ」であることから、荻野目さんに権利がないものとみられる。荻野目さんの投稿には、「歌い手にもなんらかのリターンがあっていいと思うのにな」「まさか1円もないなんて、制度の難しさだな」など驚く声が上がった。「『ビルでも建ててるんでしょ?』と冗談で言われた事も」なお、荻野目さんは24年12月にも、Xで同曲をめぐるポストを行っている。「『ビルでも建ててるんでしょ?』と冗談で言われた事もありますが、正直言って歌唱印税も作曲も出版も動画配信元も盆踊りで使用して頂いても、私自身どれも関わっていないので、そういう事で儲けてはいません...」その上で、「だから、この曲が持つ不思議な波動は時間を経ても変わらなくて、歌っている自分にいつも勇気とエネルギーをくれます」とつづっていた。