「ガチ中華」これから辛くなる? 中国の経済・社会の現状とガチ中華の深い関係

中国国内のZ世代の食事が辛くなっている?

   これからはどうなるのか。柯さんは言う。

「残念ながら、中国経済はいま、日本の失われた30年のような(低迷期に)入ってしまって、なかなか抜け出せません。不動産バブルが崩壊して、景気が戻ってこない。失業率が高い。とくに若い人が失業していて、このままいった場合、すべてのベクトルは社会不安のほうを指しているわけです」

   柯さんも大好きで、中国人の食事に欠かせない麻婆豆腐も、右下がりのGDPとともに過去のまずい味に戻ってしまうのではないかと心配する。

   もう一人の中国通のゲスト、近藤大介さん(講談社特別編集委員)は、中国国内のZ世代の食事がものすごく辛くなっているという。理由は「ストレス発散のためではないか」と分析した。「就職が大変だとか、受験が大変だとか、やはりこういうの(激辛料理)で、ストレス解消するんでしょうね」

   これがいずれ池袋のガチ中華にも波及して、ものすごく辛い料理になってしまうのか。

(シニアエディター 関口一喜)

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