2021年 3月 7日 (日)

「女子アナ内定取り消し」騒動を読む 「勝敗」のポイントはココだ

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日テレ事件裁判のポイントは?

   それでは日テレ事件の行方はどうなるのか。『問題社員の取扱説明書』『叱って感謝される人、逆ギレされる人』などの著書がある社会保険労務士の田北由樹子さんにお伺いしました。田北さんは、採用前に情報を提示したかどうかがポイント、と話します。

「もし、日テレ側がセミナーなど採用活動中に『ふさわしくない人材』として、銀座のクラブを含め採用しないアルバイト等を提示していれば、裁判は日テレ側有利です。事前にふさわしくない理由などを説明しているのに学生がそれを隠してあとから申告すれば、内定取り消しは合理性があると認められる可能性が高いでしょう。しかし、日本の企業が採用活動でそこまでリスク管理をしているところは多くありません。入れ墨なんかも同じです」

   入れ墨?学生などがファッション感覚で入れて、内定後にバレて内定取り消しというのはたまに聞きます。それと同じ、とは?一般的な感覚では、入れ墨を隠してバレたら内定取り消しになって当たり前のような気もしますが・・・。

「入れ墨もクラブなどと同じように、どうして内定を出せないのか、採用前にその理由を説明していれば問題ありません。しかし、説明していなければ、いくら企業側が『そんなの言わなくても分かるじゃないか』と主張しても通りません。内定取り消しをしても、合理性が認められず、基本的には企業側が不利です」

   2014年11月14日開始の裁判の行方がどうなるかは、もちろん不明です。しかし、どのような判決が出るにせよ、後世の労働法制史において「日テレ事件」として語り継がれることになるのは間違いないのではないでしょうか。今後に注目です。(石渡嶺司)

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