2021年 10月 17日 (日)

「コストコ」マジック!? 「損したくない」という人ほど損している理由とは【尾藤克之のオススメ】

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   コロナ禍の影響を受けて経済活動が大幅に縮小し、そもそも消費増税で国内消費も大きく落ち込む中、モノを買うことに対する損得感情は大きくなっています。なぜ、多くの人が買い物で損してしまうのでしょうか。

「9割の買い物は不要である 行動経済学でわかる『得する人・損する人』」(橋本之克著)秀和システム
  • ズラリと並ぶショッピングカート(写真はイメージ)
    ズラリと並ぶショッピングカート(写真はイメージ)
  • ズラリと並ぶショッピングカート(写真はイメージ)

コストコに行ったこと、ありますか?

   みなさまはコストコをご存知ですか?

   倉庫店スタイルのチェーンです。「コストコに行くとテンションが上がる」という人は多いのではないでしょうか。「コストコの特徴は価格が安いことです。薄利多売で管理や陳列にかかるコストを抑える倉庫形式なので、商品を廉価で提供しています。

   著者の橋本之克さんは、コストコの特徴について次のように解説します。

「巨大な倉庫のような店の構造、運送後のパレットに載った状態で陳列された商品、一度に販売される商品の数やボリュームの大きさ、ホットドッグをはじめ本場アメリカの味が楽しめるフードコートなど、日本でよく見られる店舗とは異なる非日常的な雰囲気です。国内にいながら、外国で買い物をしているかのような気分が味わえます」
「コストコは人々が買いたくなる、さまざまな仕組みを備えています。来店客は、国内の他店では見ることのできない巨大なカートを使って買い物をします。店内の通路が広いため、大型カートを操る余裕はあります。大きなパッケージの商品が多いので、確かに大きいほうが便利です。カートの大きさには、それなりの理由があるわけです」

   コストコに行ったことのある人ならわかると思いますが、カートで少しずつ買い物をしても、なかなかスペースが埋まりません。すると徐々に、カート内のスペースを余らせていることが不自然に見えてきます。この思考に陥ると、なにが起こるのでしょうか。

   橋本さんは、

「その結果、商品をたくさん買いこんでしまいます。ビールのように好みが分かれる嗜好品は、さまざまなブランドがそろっていますが、赤ちゃん用の紙オムツのように、ブランドごとの製品特徴が似ている商品は、2ブランドのみ販売するといった具合です。商品の種類は膨大にあるのですが、同じ種類におけるブランドの数を固定化することで安い価格を維持しています」

と言います。

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所客員研究員
代議士秘書、大手コンサルティングファームで、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事。IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/故・橋本龍太郎元首相夫人)を運営。NHK、民放各社のテレビ出演、協力、経済誌などの掲載多数。著書は多く、近著に「頭がいい人の読書術」(すばる舎)がある。
経営学修士、経済学修士。東京都出身。
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