2018年 7月 23日 (月)

「3・11大震災緊急特番」早かったフジ、出遅れ日テレ

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   東日本大震災から1か月――。テレビはすっかり通常編成に戻って、地震などなかったかのようなお笑い、悪ふざけバラエティー、アニメ、ドラマがこれでもかと流れているが、地震直後から各キー局はどんな緊急報道態勢をとったのか。「東京新聞」(2011年4月8日付)が細かく集計している。

   地震特番で最も長かったのはもちろんNHK総合で、4月6日(2011年)までに約522時間。これは阪神淡路大震災のときの2倍半にもなる。視聴率もトップ5はすべて11~13日のNHK定時ニュースで20%を軽く越えた。

   3月11日(2011年)午後2時46分18秒の地震発生から一番早く速報態勢に入った民放はフジテレビ、3分後の49分には緊急特番を流しはじめた。次はTBSとテレビ朝日で51分、テレビ東京54分、日本テレビは遅く10分以上たった57分だった。

   その後、CMなしのぶっ通し緊急特番はテレ朝74時間、TBS62時間、日テレとフジが61時間、テレ東33時間の放送となった。ゴールデンタイムに娯楽番組を復活させたのはテレ東が最も早く、地震翌日の12日の深夜のアニメ。東北に系列局を持たないテレ東は、地震関連だけでは埋め切れなかったのだ。その他の民放は週が開けた14日から通常編成に一部戻し、日テレとフジは15日から、TBSは16日から、テレ朝は17日からバラエティーなどを復活させていった。娯楽路線を重視する局と、報道部門の発言力が強い局で2日の差が出たのが面白い。(テレビウォッチ編集部)

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