2018年 7月 19日 (木)

「清武・ナベツネ訴訟合戦」名誉毀損成立に3つのハードル

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   読売新聞グループ本社・渡辺恒雄会長と読売巨人軍の清武英利・前GMとの対立はますます泥沼化。ついには訴訟合戦にまで発展した。お互いに口を極めて非難しているが、訴訟の見通しはどうなのか。

   清水貴之リポーター「今回の騒動のきっかけは、桃井恒和社長兼オーナーが渡辺氏とはやっていられない。自分は辞表を出すと清武氏に語ったことから始まったと言われています」

   清武ははしごを外された格好だが、けさ(2011年11月28日)の朝日新聞でナベツネは訴訟に踏み切った理由をこう話している。

「コーチ人事を巡るトラブルを記者会見で明らかにしたのは、会社法で定められている取締役の忠実義務違反に当たると判断したからです」

   一方、清武側も巨人側の非難は名誉毀損に当たるとして、訴訟を準備中だ。

三宅久之「渡辺さんは清武氏と対等だとは思ってない」

   渡辺と50年来の親交がある政治評論家の三宅久之は、「渡辺さんは清武氏と対等だとは思っていない。清武氏が勝手に次期の人事をバラしたことに怒っている」と語る。

   元検事の大澤孝征弁護士が互いが名誉毀損だとしている告訴合戦を解説した。

「名誉毀損が成立するためには3つのハードルがある。1つめは公共の利益に反しているかどうか。2つめは公のために行ったことであるかどうか。最後はそれが真実であったのかどうかです。この3つが揃わなければ名誉毀損は成立しにくい」

   コメンテーターの青木理(ジャーナリスト)は「今回の騒動は巨人軍の人事を巡る対立と読売グループ内部の権力構造をごっちゃにしている部分がある。そこ分けて考えないと判断を誤ってしまう」と話す。どちらも認められずなんて裁判所判断になる可能性だってある。

文   ナオジン
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