奥山英志「自殺」の動機―酒の誘いにも来なくなっていた

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   フジテレビ系の午後のワイドショウリポーターだったからというわけではないだろうが、奥山英志(62)の死を特集を組んで伝え、謎を追った。

   奥山が行方不明になったのは3月11日(2011年)の東日本大震災後で、所属事務所が安否確認の連絡を取った直後に行方が分からなくなった。その奥山と思われる遺体が4月10日に、東京・調布市の神代植物公園の公衆トイレで発見されていた。

公園トイレの荷物置きにヒモかけて…

   遺体は障害者用トイレの天井近くの荷物置き場に紐を引っかけ、首を吊った状態で発見された。司会の小倉智昭は「遺体が見つかったのが4月。メディアが奥山さんの行方不明を報じ始めたのが9月から。この間の5か月間、メディアはなぜ動かなかったのだろう」と、自分の番組のことを棚に上げて言う。これに平野早苗リポーターが答える。

思い当たらない
「警察は事件性のない身元不明の遺体ということで処理していたようです。事件性が疑われれば、もっと早く公表されていたと考えられます。
植物園では閉門直後にすべての公衆トイレを確認して回るそうです。問題のトイレだけが内側から閉められて開かないので、警察を呼んで開けたら奥山さんと思われる遺体が発見されたそうです」

気にしていた母親の介護

   小倉は「それでは最初から警察は自殺という見方をしていたのかな。彼が自殺をする動機に何か思い当たることがある?、忠さん」と、芸能デスクの前田忠明に問う。前田は「何もない。彼と会うたびに何かあったら必ず連絡しろよと何度も言っていたのに」と声を詰まらせた。

   芸能レポーターの武藤まき子「最後に電話で話したときは、仕事はボチボチで母親の介護もあるからと言っていました。以前なら酒に誘えば飛んできたのに、なかなか誘いにも応じなくなっていました」

   奥山のリポーター歴は約30年。ロス疑惑やオウム真理教事件など3000件以上レポートを手掛けた。

文   ナオジン | 似顔絵 池田マコト
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