原発事故から70日やっと認めた「メルトダウン」にワイドショー憮然

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<1年前のワイドショー通信簿>3月11日の大津波直撃後から懸念されていた福島原発のメルトダウンを、東京電力がようやく認めたのは事故発生から70日以上もたった昨年(2011年)5月24日だった。原子炉のデーターを解析したところ、3月14日から15日にかけて次々と核燃料が溶け落ちるメルトダウンに陥ったことがわかったというのだ。しかし、事故翌日の記者発表を担当していた原子力安全・保安院の中村幸一審議官はメルトダウンの可能性を示唆したが、その直後から会見に出なくなった。政府と東電はメルトダウンを隠すために中村審議官を外し、以後、「メルトダウンではない」と言い続けていた。

   この隠蔽にワイドショーも呆れるやら怒るやらで、「メルトダウン後出し発表『パニックになるから…』国民バカではないぞ!」(テレビ朝日系「モーニングバード」)、「福島メルトダウン隠し犯罪行為」(TBS系「朝ズバッ!」)、「最大規模のメルトダウン―とうとう見えなくなった福島原発収束」(日本テレビ系「スッキリ!!」)と追及した。

   ただ、フジテレビ系「とくダネ!」は新聞やテレビの報道現場はメルトダウンを知っていながら伝えてこなかったんじゃないかと国民から見られていることを意識してか、「マスコミもグル!?福島原発『全炉心溶融』知ってて伝えなかった疑惑」と心意気を見せたが、笠井信輔アナの「われわれも発表したことしか知らないわけで…」という一言でぶち壊してしまった。(テレビウォッチ編集部

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