2024年 4月 20日 (土)

何があった?ゴルフ雑誌表紙から消えた宮里藍...恋人マネージャーの「上から通達」

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   ハワイの土産話をひとつ。私が泊まっていたのはワイキキからクルマで1時間ぐらいのところにあるコオリナだが、この名前を聞いてピンときた人は相当の嵐ファンだ。そう、私の泊まっている部屋から嵐がコンサートをやった、今はなにもない広大な更地が見えた。その向こうにはディズニーのつくった瀟洒なリゾートがある。

   地元の人間に聞いたら、なにもないところに建物を建て、工事の音とコンサート時の騒音は相当なものだったという。おまけに、普段は静かなところに3万人以上の人間が集まったから、地元は潤ったかもしれないが、バケーションに来ている人たちはかなりの『迷惑』を被ったらしい。

   コンサートは私の部屋からもよく見えたはずである。残念だとは思わないが、よくこんなところに会場をつくろうとしたものだと、ハワイの心地よい風に吹かれながら考えた。これも地元の人の話。嵐のコンサートが終わってからハワイの天気が珍しくぐずついている。嵐が雨を運んできたといわれているそうだ。

スポーツメディア大事にする海外のトッププロ!持ちつ持たれつで競技盛上げ

   さて今週は朝日新聞バッシング疲れか、『週刊文春』『週刊新潮』はワイドの小ネタで勝負しているのがちと寂しい。『週刊現代』と『週刊ポスト』のグラビア対決だが、週刊現代の「柏原芳恵」の圧勝である。写真家・佐藤健氏が撮り続けてきた秘蔵写真とあるが、往時の迫力満点のボディを眺めていると、皇太子がファンだといった気持ちがわかる。

   だが、林檎ヌード、関根恵子、柏原もそうだが、団塊世代のための懐古趣味ヌードばかりになってしまっているのは、そのほうがいま売れっ子のアイドルを脱がせるより簡単で安上がりという編集部の事情もあるのだろう。ならばいい知恵を差し上げよう。いま「ふしぎな岬の物語」で話題の吉永小百合が出演した映画の「濡れ場シーン」を集めてグラビアを組んだらどうか。若い頃の「潮騒」や「天国の駅 HEAVEN STATION」「天国の大罪」などは、小百合の体当たり艶技が見られる。ときどき『アサヒ芸能』などがやっているが、受けると思う。小百合側の了解をとるのが難しいかもしれないが...。

   週刊ポストが「宮里藍のヘソ出し写真は使うな」という宮里のマネージャーからの要求で、ゴルフ界がパニックに陥っていると報じている。私のような女子ゴルフファンは、近年とみにきれいになってきた彼女たちのセクシーな姿を見るのが楽しみだが、最近、宮里藍(29)の姿がゴルフ雑誌の表紙から消えているというのだ。その理由をゴルフ誌編集者がこう話す。

<「きっかけは一昨年の秋頃、宮里側からのメールによる通達です。表紙に藍ちゃんの写真を使う際は、どの号でどのような写真を使うかを事前に申告してほしい、というものでした。送り主は藍ちゃんのマネージャーを務め、恋人とも噂されるA氏でした」>

   A氏によれば、使うなというのではなく、せっかく使ってくれるのであればいい写真を使ってほしいからだとインタビューに答えているが、雑誌の性格上、時間との勝負になることが多いから、多くの雑誌は納得していないようである。ゴルフジャーナリストの菅野徳雄氏はこう語る。

<「海外のトッププロはメディアに非常に協力的です。それはゴルファーがギャラリー、スポンサー、メディアの3本柱で成り立っており、特に選手と持ちつ持たれつのスポーツメディアに協力することは競技の活性に繋がることを知っているからです。今回の件に他の選手が追従して、ゴルフ人気の低迷につながらないかが心配です。選手はメディアに使われているうちが華なんですけどね」>

   宮里藍も石川遼にも以前のような勢いは感じられない。そうした焦りがこういう要求になったとすれば心配だ。

   宮里とは対照的に昨年賞金女王に輝き、164センチの長身と美形で注目を集めているのが森田理香子(24)である。今季は大きく調子を落としているが、週刊新潮によれば<実は、女子ゴルフ界にはこんな定説があるという。「男ができるとダメになる」>。森田もスポーツトレーナーの安福一貴氏(38)との密会が報じられている。

   安福氏はNHKの一柳亜矢子さんと結婚していたが、昨年離婚したそうである。森田と出会ったのは昨年半ばだから「略奪半同棲」ではないかと週刊新潮は書き、スポーツ各紙は「森田、トレーナーと交際宣言」(スポーツニッポン)などとソフトに報じていることに疑問を投げかける。人気者にそっぽを向かれたら取材ができないからというゴルフ記者の悲しい性からなのだろう。

   横峯さくらもそうだったが、<「一般社会と接点の少ない女子ゴルフ選手は、『半径5メートルの恋愛』が多く、森田が夢中になってしまったらしい」>とゴルフ雑誌記者が話している。男を喰らい尽くして勝ちまくってやるという気迫が横峯にはあるが、森田には感じられないのが心配だ。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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