地味に売れてきているお笑いコンビ「千鳥」の大吾とノブ、アイドルの萩野可鈴(夢みるアドレセンス)がマッチメイクを魅せるバラエティーで、必ずしもお笑いがテーマではないのだが、テレビ東京の佐久間宣行プロデューサーをはじめ、「ゴッドタン」のスタッフが多く参加しているため、大悟に言わせると「ゴリゴリのお笑い番組」となっている。
お笑い狙ってないのに大笑い
8月1日放送では笑い飯の西田幸治とロバート秋山をゲストに「死神の重圧をはねのけろ!戸越銀座王」だった。街ブラロケの聖地である東京・戸越銀座で、お店の人と触れ合い一番ハマらなかった人は、「死神」というSM嬢のような格好をした女性(木嶋のりこ)が憑いて罵倒される。やっぱり今回もお笑いゴリゴリの企画だ(笑)。
最初に訪れた鮮魚店の女将さんからは「さりげなくホメて欲しい」というお題がでる。西田がなかなかホメないでいると、「そんなん面白くねえ!」と一蹴されてしまう。
秋山も親切で「お母さん、コレ全部中に運んじゃっていいの?」と声をかけると、女将さんに「馬鹿言え!今出したとこだ!!」と言われ大チョンボ。結局、このお店では仕事を増やしかねない秋山が一番ハマらずで、死神が憑依することになった。
企画の面白さもさる事ながら、想定を超えるハプニングで大笑いだ。お笑い好きなら是非見てもらいたい。TBS系の「万年B組ヒムケン先生」の真裏の放送なのはかなり悩ましい。テレビ東京はもっと融通できなかったのかなあ。(8月1日深夜1時)
鯖世傘晴