2024年 4月 25日 (木)

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バカバカしくて涙出てきた「週刊現代」信用できる日本人1位がたけしだって!?

   週刊現代の「いま日本でいちばん信用できる人ベスト100」という特集には驚いた。読者1万人にアンケートでも取ったのかと思ったら、わずか16人の有識者といわれる人間に聞いただけのようだ。それで100人もでっちあげるというのは、まったく納得がいかない。そのうえ、第1位が「ビートたけし」というのだから開いた口がふさがらない。その理由が「常に真剣で妥協しない。言いたいことは言う。それで礼儀正しい」(田原総一朗)、「知的で鋭い毒を吐く貴重な存在」(楡周平)というのだ。

   私はたけしがテレビに映るとチャンネルをすぐ回してしまうほど、見たくないタレントである。この男が政治や社会問題に口を出す資格があるのか。そういってしまえば、私のような売れない雑文書きがこんな大タレント様を酷評していいのかという声が聞こえてくるが、彼のそれなりの才能は認めるが、たけしが日本でいちばん信用できる人間などとどうしていえるのだろうか。

   これだったら、89位の「松本ヒロ」の政治批判力のほうを私は買う。96位の「室井佑月」のほうがよほど正論をいう。こんな安易な順位付けをしてはいけない。これならたけしの次に安倍晋三を入れてもいいのではないか。何しろ一部の極右からは熱烈に信頼されているのだから。バカバカしくて涙が出てくる企画である。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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