2018年 10月 23日 (火)

週刊誌・新聞「眞子さま・小室さん記事」の関係者って誰だい?あいまい情報をごまかし

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   8月8日(2018年)の朝日新聞1面を見て驚いた。「『納采の儀、現状では行えない』秋篠宮ご夫妻、小室さんに」。まるで小室圭さんに「眞子と別れろ」と秋篠宮夫妻が最後通牒を突きつけたとでもいわんばかりだ。

   <(週刊誌であれこれ報じられている現状では=筆者注)皇族として国民から広く祝福される状態にないと考えているためだといい、天皇、皇后両陛下にも報告したという>(朝日新聞)

   1面に持ってくる話かね。2日後の10日、朝日新聞は<宮内庁の山本信一郎長官は9日の定例会見で「事実関係を承知していない」としたうえで、「私どもとしては必要なお支えをしていくことに尽きる」と述べた>と報じた。朝日新聞の報道を宮内庁長官が打ち消したという内容だが、これは25面の小さなベタ記事。朝日新聞の価値判断はおかしいと思わざるを得ない。

   同じような報道は週刊文春、週刊新潮にもある。週刊文春によれば、美智子皇后が「去る者日々に疎し」というのは、結婚を誓い合った若い恋人同士にも有り得ることかしら?」と千代田関係者にお尋ねになったというのだ。

   週刊新潮はもっとすごい。御所の事情に通じる関係者が、<「最近の皇后さまは『小室さんとは、一体どういう方なのでしょう』としきりにこぼしておられます」としたうえで、重ねて「皇嗣(秋篠宮さま)の重要性というのは、想像できないほど大きいものです。その皇嗣家に連なる親戚として、あのような方が入ってくるというのは、到底考えられないことです」>といったというのである。

   5月25日に宮内庁が、この結婚問題については、「両陛下は細心の注意を払って固く沈黙を守っておられる」から、無責任な報道はするなとホームページに声明を出したではないか。関係者とはどこのどいつだ、出て来い! 一度、関係者について論考してみたいと思うが、無暗に関係者を使うなといいたい。

   もともと週刊誌から出た言葉だろうが、今では新聞までもが関係者だらけである。どうしても情報源を隠したいのなら致し方ないが、いま使われているのは、情報源が曖昧(伝聞の伝聞だったり伝聞推定だったりする)だから関係者にでもしておこうという、取材不足を隠すために使われているのではないか。

   先の朝日新聞の記事も「関係者の話を総合すると、秋篠宮さまは・・・」である。「秋篠宮家に出入りしている某氏の話によると」ぐらい書かないと、朝日新聞の看板が泣くよ。

編集長が交代したからか・・・きつくなった週刊文春の安倍批判

   アサヒ芸能の合併号が500円になった。週刊現代、週刊ポストは480円。もうすぐ週刊誌ワンコイン時代が来る。

   産経新聞の三井美奈パリ支局長が「パリのカフェで新聞を読む人がめっきり減った。値段を見ると納得。高級紙ルモンドは1部2・6ユーロ(約340円)で、10年で8割値上げした。他紙も同様だから客が減り、売店の閉鎖も相次ぐ」と書いていると、「出版人・文徒」のメールマガジンに出ていた。

   ルモンドのように高級紙でもなく、読まなくてはいられないほど面白い記事があるわけでもない週刊誌が500円では、買う人はさらに減ること間違いない。

   編集長が替わったからなのか、週刊文春の安倍批判がきつくなった感じがする。西日本に豪雨が迫る中、「赤坂自民亭」で安倍が岸田政調会長や上川法相とどんちゃん騒ぎしていたことは知られているが、週刊文春によれば、翌日も菅官房長官と菅に近い衆議院議員と公邸で「二次会」をやっていたそうである。

   すでに広島では死者が出ていたにもかかわらず、キャンセルしなかったという。TBS「報道特集」によれば、麻原を含めた6人の死刑執行の命令書に上川が署名したのは7月3日だそうだ。それなのに上川は「赤坂自民亭」で万歳三唱をやっている。馬鹿三唱でもやってろ。安倍は2日続けて呑み呆けていたのだ。呆れ果てるしかない。

   石破茂が総裁選出馬を発表した。石破からの1対1のテレビ討論をやろうという呼びかけに、安倍は分が悪いと逃げ回っているそうだ。石破のいうように「自民党をここまで病んだ組織にしてしまった」のも、「恥ずかしい国」(週刊文春)にしてしまったのも責任は安倍にある。

   なかなか石破支持に踏み切らない小泉進次郎だが、親父の小泉純一郎が週刊文春の池上彰との対談で、「安倍晋三さん以降に備えてるのだろうね。やっぱり人間、年齢というのは大事で、日本人は四十過ぎないと、一人前に思われないよね」と語っている。

   それまでは、じっと安倍の下で雑巾がけでもするつもりか。この男期待外れかもしれないな。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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